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Chef al Giapponese [食の抽斗]




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引退したら一風変わった小さな大衆居酒屋でも始めて
福利厚生を謳い文句にスタッフをカモりながら老後を楽しもうと
「いきなり、何とか」や「俺の何とか」の向こうを張って「突然、トスカーナ」
という店名まで考案していた私

ある日の日経新聞に掲載されていた定年後の生き方に関する書籍の広告で
やってはいけないリストにコンビニと「飲食店」と書かれていたのを見た途端
あっさり断念して趣味の世界に留まろうと思い直してのイタリア料理修行(?)でした



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記事の更新間隔がかなり開いてしまいましたので掻い摘んでお届けします
前夜の部屋へのお届け物の中身は一体なんだったのかと言うと
教材(レシピ)一式、ホテルロゴ入りエプロン、シェフキャップ
そしてなぜか麺打ち棒にキッチンミットと、こちらが正解でした



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メニューは前菜・スープから3品とパスタ・メインから3品の計6品
実際当ホテルのディナーで提供されている本格メニューです
中でもトスカーナ風ラビオリとパスタは手打ちの生麺とハードル高しのようですが
シェフからのプレゼントの麺打ち棒が一度試してみろよと語りかけていました

マンツーマン教室となった訳ですがホテルゲストと日本人ということもあってか
私たちに気を使いすぎるシェフが作る料理を動画に収めながらメモを取り
完成した料理を毎度交換されるナプキンとシルバーでワイン片手に試食するという
まこと贅沢なトスカーナ料理教室となったのでした


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一度遠ざかってしまえばなかなか元には戻れない記事更新
ちょっとしばらくバタバタやってますのでこんな調子です
予約投稿の時間と同じ深夜便で世紀の会談が行われたあの国へ向かいます
一方通行の更新となって前回までを含めお越しいただいた皆様のところへの訪問は
来週以降となりますことあらかじめご了承いただければ幸いです

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点心爛漫 [食の抽斗]



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食は広州にあり、という言葉があるのですが
その広州広東省の一角にあってイギリスの統治下から始まった香港
列強の租界地の存在が示すようにその歴史の序章より欧州の影響を強く受け
独自の中華スタイルが料理においても完成されていったと言えるのでしょう
だから私にとって食はやっぱり香港にあり、なんですよね


前号でちょこっとだけ触れた初日ホテルの広東レストランでの夕食は
凝った演出などは一切なく老舗風にストレートの素材勝負で来ました
この夜の料理長おすすめの一品は姫アワビのココナッツスープです
鶏ベースのだしに姫アワビだけが入っているという真、オーソドックス
その他オックステールの土鍋煮込みやイーフー麺などを楽しみました



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- 蓋を開けておくべきでした -



翌朝の朝食はホテルのレストランで自助早餐
沖縄で体験した朝食ブッフェがピカイチだったとお伝えしたばかりでしたが
いやはや二週目にして早くもその座を奪い取った今回のブッフェ
中華メニューは各種麺類とその具の豊富さで群を抜いており
自分で選んだ素材と麺を調理して係りがテーブルまで運んでくれるというおまけ付き
そして欠かす事ができない点心の数々も中身の海老がこれまた大粒のプリプリ



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チャーシュー饅、海老蒸し餃子、海老湯葉巻き、肉団子湯葉巻き、ニラ海老蒸し餃子、
そして最後に一番下の細長いのが海老入り腸粉特製タレかけです
この中にあってこの腸粉、見かけからしてお世辞にも美味そうとは言えません
が、海老蒸し餃子同様に素材の味だけを楽しむというまさに点心の原点と呼ぶべき一品です


ビクトリア湾の海底を抜け尖沙咀に繰り出ししばし妻の買い物に付き合います
セールも二週目に突入すると熱気も醒めてきたのか服飾関連の店内の客は疎らでしたが
代わって日本のバブル期を彷彿とさせる宝飾店にできる行列は異様でした
Harry Winstonの前にさえ数名の入店待ちですからちょっとたまげてしまいます



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朝から8,000歩強と歩き回ったらやっぱり空いてくるお腹
Gateway にある China Tang に予約を入れておいたのでここで飲茶ランチです
今年9月に支店としてオープンしたばかりの人気店だということです
友人が夕食に何やら特別な処へ連れて行ってくれるということで
飽きずにこれまた点心とミニ麺で暫し軽くいっぷくです



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初めて食べた湯葉巻き海老をサクッと揚げ腸粉で包んだこの店特製



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潮州風ニラ蒸し餃子は広東風の油でこんがり焼いたものよりあっさりしてます
同じ広東省にあって刺繍のハンカチで有名な汕頭がある潮州
料理は全般にあっさりとしていて潮州蟹の丸蒸しは代表的メニューです
残念ながら日本では殆ど食べることができない潮州料理の数々は
香港を訪ねた時のお楽しみの一つとなっています


全般的に貧しかった潮州からは大勢の有名大富豪の華僑が誕生しています
全世界で活躍するユダヤ人同様、潮州人の商才はズバ抜けているそうで
さまざまな語録も誕生し受け継ぐ者のバイブルとなっています



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少し甘みのあるパイ生地でミンチ状のチャーシューを包んだものです



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そして香港へ来ると必ず食べる牛肉麺で、今回は台湾風でいってみます
日本人には抵抗が大きいスパイスの八角がしっかりと効いています
香港風はあっさりダシに極細縮れ麺となり、友人とよく屋台で〆に食べてました


昼食後は別行動ということで私はそのままホテルへ戻り夕食まで休憩し
妻はというと、説明するまでもなく知り尽くした商業エリアをハントです
飲まなくなった友人に会う前にクラブラウンジで独りハッピーアワーも楽しむ私でした



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昔二人でよく遊んだ懐かしの場所で友人家族と落合い
観光客にはあまり知られていないローカルエリアの一角にある店に入ります
何となく怪しげではあるもののどこかノスタルジックな空気漂うこの店は
2年ほど前から香港で人気が上がり出したSteam Seafoodを食べさせてくれます
つまり蒸し焼き海鮮料理で油を一切使用しないヘルシー感が人気の秘訣です


生け簀で泳ぐお目当ての品をピックアップして料理してもらうまではよくあるパターン
友人夫人が選んでくれたのはグリーンロブスター、渡り蟹、ジャンボマテ貝、見知らぬ貝etc
ニンニクと極細春雨を乗せるのがこの店のスタイルで香辛料の味付けは殆どありません
素材のエキスに塩っ気とニンニクの味のみという素朴さで
唯一、見知らぬ貝の身の上になぜかペースト状にした黒トリュフが添えらえていました



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底鍋に生タイ米、さつま芋、牛リブを敷き詰めその上に穴ポコ中敷きを乗せたら準備完了
最初に蒸されるのはこれまたなぜか茶碗蒸し
蓋を被せ電源オンにすると勢いよく蒸気が舞い上がって料理開始です
先ほどの海鮮たちが次から次へ蒸し上げられ私たちの胃袋へと収まって行きます



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- 蟹を食べているときはさすがの香港人も寡黙になるという事実を発見 -



最後は上からたっぷりの海鮮旨みエキスをたっぷり浴びたお粥さんが鍋底で出来上がり
香港風締めの雑炊といったオチで新派料理は終了します
食の制限をしているにもかかわらず友人は大そうお気に入りで山盛りお替りしてました
連れてきてくれたホスト本人が実は一番喜んでいたのが印象的で
必ず近いうちにまた来ると言い残し上機嫌で店を後にしたのでした


顔色良しに食欲旺盛な友人、もう一緒に飲み歩くことはできなくなったものの
腎臓一個を無くしたとは思えない回復力に妻と二人完全脱帽の夜でした
医者から病名を告げられ三日三晩泣き腫らしたという夫人も以前の明るさを取り戻し
幼い愛娘と三人、再び元の生活を定期健診を新たに交え幸せに送っているとのことでした


3時間以上にも及ぶ久し振りの会食は蟹のパート以外は会話も弾んで楽しいひと時となりました
次回はぜひ日本で会おうと金鐘駅ホームにて堅い握手とハグのお別れでした


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ようやく文明開化 [食の抽斗]



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みなさん、もう御馴染みの、そうです


牛鍋
 です


えっ? すき焼きじゃないのかって??



私、横浜在住も34年を過ぎたにもかかわらず
初めてすき焼きとこの地発祥の牛鍋との違いを勉強して参りました


少し前から牛鍋に興味を持ち始めていたところ
斜向かいで女子会に参加していた妻が肝心の料理より立派な構えの店が気になり
是非行ってみたいと言ったのでそれなら早速とばかり訪ねてみることに



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雨上がりで祝日の我が準テリトリー、赤レンガ倉庫を目指すと思しき人々が
人気のないこの地域でやたらと目立ち我が町横浜の根強い人気を実感しました
もちろんキング、ジャック、クイーンも多分に漏れてはいません


暖簾をくぐると店の玄関まで長い緩やかなスロープのアプローチ
靴を預けてたたみ廊下を進みテーブル席へと案内されます
ランチスペシャル牛鍋定食のオーダーで文明開化の鐘が鳴り
膳を運んでくれたスタッフさんに早速すき焼きと牛鍋の違いを質問です


すき焼きは最初に肉だけ鉄鍋で焼いて食べますが
牛鍋はご覧のとおりオールセットで最初から煮込んでいただきます


なるほど、そういうことだったんだね
ガッテンとばかり散切り頭よりも短い頭を叩いて文明開化の音を聞きながら
新たな関心は既に鍋の中で色を変えつつある牛肉へと移っていきました
はて、当時のお肉はいったいどんなだったんだろうと



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忘れ物を取りに会社へ立ち寄ったあと
最近妻が見つけた男性用も引き取ってくれるリサイクル・ショップへ
妻が自分の物と一緒に私の断捨離ズボンとシャツを持って行き
車で待っていた私の元へしっかり昼食代の80%を携えて戻ってきました
タダでは帰らない二人であります


タグ:馬車道 牛鍋
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Oh my Seoul Food [食の抽斗]

 


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引続き予断は許さないもののどうにか崖っぷちで止まっている朝鮮半島危機


日本海と太平洋を跨いだ関係国間での丁々発止


今、そこまで来ている危機を尻目に短期間で胃袋に収めてきた


ソウルフードの数々をご紹介することにいたしましょう




本降りとなってしまった首都の空の下を空きっ腹はそれ急げと


容赦なく突撃命令を下すものですから急ぎ足で目当ての店へ向かいます


さすがこの雨だと観光客の姿も疎ら過ぎて国籍確認できない明洞エリア中心


ちなみにハネ防止は大股で歩くに限るらしいです


 


- ソルロンタン -


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牛肉のエキスという全てのエキスで出来上がった超薄味白湯スープ


塩コショウと特製ジャンで自分好みの味付けにしてネギをたっぷりかけ


あのスプーンに乗せたご飯を浸して食べる韓流ネコマンマ


白菜キムチとカクテキが食べ放題というのがなんとも嬉しいです


間違いなく滋養強壮、精がつきまっせソウルフードの一角です


 


- 伝統的済州懐石 -


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メイン通りからちょこっと脇道に逸れた処に旨いものアリは


何処か天神橋筋を彷彿させる似たもの共通点


昔の母屋造り風店舗で食べる韓流懐石


アワビ粥と白菜水キムチでスタートするところなんぞ


酒を飲む前の胃袋準備というところでしょうか


いきなり生ジョッキガブ飲み派は見習わねばなりませぬ


 


- ポッサム -


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ボイル豚を葉っぱに巻いて食べるこれも伝統料理のひとつ


意外にも提供してくれるお店が少なくて運良くインサドンで発見


ここもミョンドン同様本通りから脇道へ逸れた隠れ食堂


日本のようなサンプル見本は無いにせよ写真で十分判断は可能ですから


じっくり時間をかけて旨い処探索も旅の醍醐味のひとつです


 


最後の夕食は韓流ドラマにもよく登場するMOSF(Mother of Seuol Food)


チキン屋さんで生ビールとローストチキン&ビビンメンで締めくくりです


それにしてもソウルっ子はなぜにこれほどチキンを愛するのか


確かに手頃な値段にボリュームたっぷりときてますから当然といえば当然


フライドでは健康面で難アリですから胸肉のローストでヘルシーに


ビールが進んでしまうからこれでやっぱり帳消しです


 


結果、2kgオンで帰国いたしました


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トリビア・デ・オオサカ [食の抽斗]



以前から大阪の街にやたらとパン屋さんが多いなと

感じていた私の大いなる疑問に答えるかのように

先日JR車内モニターに映し出されたマリオのクイズでした



食パンの製造日本一の都道府県はどこ?



菓子パン製造と並んで勿論大阪府が全国一位とのことでした

そう言えば週末の大阪・地下鉄車内で

パンらしきモノが入った同じ店名ロゴ入り紙袋を持った人を見ましたよ

今大阪では大人気の食パン屋さんだそうです

大阪人はこれを3~4枚切りの厚さでトーストにし

自宅モーニングを楽しんでいるようですよ

恐るべし、粉モン文化です



恐るべしと言えば大晦日と初売りのウメ地下です

荷物を持って歩くのがやっとでまわりを見渡す余裕もなかった前回と異なり

香典のお返し(満中陰)の品を物色するのと同時に

改めて大阪のデパ地下をキョロキョロする余裕と空間がありました



すると何とも不思議な光景が眼前に広がっているではありませんか

至る所でお姉さんたちが満面の笑みで試食に誘っています

ごはん片手にプラプラやれば立派なフルコースの出来上がりです

おまけに商品サイズ並みにカットされたチョコレートまで登場で

さすがにここは大勢の人だかりとなってました



極めつけはよく土産を買う和菓子屋さんです

あちこちに支店があるこのお店は購入金額にかかわらず

会計待ちの間に必ずお茶とお勧め商品の試食を出してくれます

まさかデパートの店舗でもやっているとはさすがオオサカ

口が肥えるのも無理はないとつくづく実感です



大阪での旅行中にもし小腹が減り、そして近くに百貨店があったら

迷わず地下食料品売り場へ直行することをお勧めします


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Holiday Season [食の抽斗]


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結果がどうであれ、家主が代わるのだから
その準備は進めなければいけない。

首都は物々しい警戒の下、あちこちで工事中の
通行止めに遭い勝手が悪い。

しかし、最大のイベント感謝祭を間近に控え
人びとの心はすでに故郷へと向かう。

そして、街はもうクリスマス一色
さあ、私も帰るとしますか。



それを言ったら [食の抽斗]



イジらずにはいられない粉もん文化への警鐘記事



大阪府、粉もん+ごはん控えて
(毎日新聞8月3日配信より)



イタリア人にパスタを控えろ

香港人におかずを乗っけたご飯を控えろ

韓国人にチジミとトッポッキを控えろ



って言っているようなもの

同様の粉もん文化を持ついずれの国々でも

体格のよろしい方が多いのは明白です



焼きそば定食は高校時代夕食前の必須アイテムでした

焼きそば・白飯・味噌汁・お新香

一日の要摂取4,000カロリーには強い味方でした

しかし、なぜかお好み焼定食には抵抗感がありましたから

夕食メニューが大好物の場合は焼きそばサンドで我慢してました



ごはんが消えていくという悲痛なニュースもあり

これではますますお米離れに拍車がかかりそうです

ということは

やっぱり粉モンが残るんやろね


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煮抜き [食の抽斗]



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間違いなく「かしわ」以上に関東では最も通じない

関西方言リストのトップにランクインされているはずです

かつては喫茶店のモーニングメニューで持てはやされ

遠足や運動会のお供としても登場していた

そうです、あのゆで卵のことなのです



全国的にチェーンコーヒー店の進出により

顕著な衰退傾向にある喫茶店ですが

こと大阪においてはしぶとく健闘していて

早朝にもかかわらずシニア層の溜まり場と化しています



 そんな町場の人気者で供されるなら驚きなどするはずもない煮抜きが

うめ地下のチェーンコーヒー店で登場するとなると

話はまったく別なのです

それも対抗馬がヨーグルトとなるとです



今月二週目の週末

老母の引越し関連で三日間早朝より働き詰めだった私と家内は

初日の朝始発便で来たこともあったので

途中のうめ地下で二度目の朝食をとることにし

いつもは素通りしていたお店へ入りました



席取り役の私に向かってオーダー係の家内が

ゆで卵とヨーグルト、どっちにする?

そんなもんあるんかいと半信半疑な私の目の前に現れたのが

煮抜き付きモーニングセットその1でした



卵サンドやスクランブルドエッグならまだしも

ゆで卵が登場してしまう大阪のチェーンコーヒー店

横浜にも登場してほしい


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困った時の粉もん展になれる? [食の抽斗]

家内がある夕方のニュース&情報番組で観たという、とある東京のデパ地下でのGW物産展にできた行列。
その発信源を明かすと、なんとあの551の豚マンだったとか。いまだ人気衰えずなんですね。

ネットでも簡単に購入できるようになった551ですが、やっぱり作りたて蒸したての一品をウスターソース
と付属の特製カラシでいただくのが一番です。徐々に小さくなりつつはあるものの、そのコスパはしっかり
キープしているのも人気の秘訣なんでしょう。

そして、もう一つ出来た行列の先に何があったかというと、これが昔ながらのイカ焼で、大阪通の方でない
とちょっと馴染み薄いイカとメリケン粉のコラボで仕上がったアナザー粉もんです。卵が入ると高級の称号
が付くとか付かないとか...

おそらく只今大改装中の阪神百貨店から出稼ぎでやってきたのではないかと思われますが、できることなら
一緒にキャベツ焼も持って来てくれればよかったのにと悔やまれます。

お好み焼きのプロトタイプとも称される?このキャベツ焼、幼少の頃の買い食い対象品の急先鋒であり、近所
の駄菓子屋さんの店先へ10円玉握り締めて足しげく通った記憶があります。店内にあるカラフルなチュル
チュルストローゼリーや、チューブ入りチョコの激しい誘惑にも負けず、頑なに鉄板上の今まさに出来上がら
んとしているキャベツ焼き一点を見つめ続けるのでした。

チクロや不可解な合成着色料がオンパレードだった当時の駄菓子の中において、正に安心・安全なおやつでも
あった大阪の粉モンの存在は偉大なり、ですね。

それにしても、あれだけ怪しげなものを毎日口に入れながらもよくぞここまで生き延びれたのは、単に医学の
進歩だけでは説明はつきません。おそらく土やホコリと戯れるうちに、自然界より様々な抗体を授かっていた
に違いありません。

困ったときは北海道物産展がやって来る百貨店の催時場ですが、果たしてコテコテ大阪粉モンはそれに取って
代われるか、GW明けのレポート(もしあれば)が楽しみです。


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Soul Food の魅惑 to 誘惑 [食の抽斗]


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墓参りの後はこれに尽きる
最寄駅の商店街にある全くローカルな店


しかし、侮るなかれ、ジモティが行列をつくる
大変な人気店なのだ

家内が欠席なので本日はお一人様席に陣取る
これが人気の秘訣でもある
分度器で測っても正確に90度なボックス席
長居は不可能

自分で焼くには腕が落ち過ぎているので
奥の焼き方おばちゃんにお願いする

お昼前だと言うのにすでに満席の店内を
リサーチしながらおばちゃんの登場を
男は黙って、待つ

テーブルサイドのゴールデン•ラインナップは
確実に昭和へと誘ってくれるシロモノだ
ソースは刷毛塗りの2種類
そして、鰹節と青のりは今でも手掴みだ!

不衛生なんて言っちゃあダメだ!
昭和の人間はこうして免疫力を高め、保ったのだから


来た来た、やっとちりとりみたいのに載って
「これ、まだ未完成やから、もう片面5分ずつお願いします」

おっと、そこまで焦らしてくれるのか
やすやすとは胃に運ばせてくれない奴だな
それじゃあ、ビールでも

と、小ビン追加
ローカル大阪には中瓶なんて中途半端なモノは無い
そして、何故かビールと一緒に柿ピーミニ袋のおまけ


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おすすめは、ネギ豚玉
花粉症なんか一発で吹き飛ぶ、かも?

程なく焼き上がったら先ずは“辛い”ソースで下塗り
生地によく染み込んでくれる
それから“甘い”ソースで上塗り仕上げだ

おかかを先に摘んで全面カバー
青のりは3摘みにしておこう
なにせ、墓参り帰りなもんで

昭和男のこだわり、
マヨはタダでも使わないのが流儀

流儀と言えば、大のヘラで切り分け
小のヘラでそのピースを口へと運ぶ
『角打ち』ならぬ「角刺し」だ!!

まったく、全身お好み焼きだ!
帰りの電車内で、何人のひとが
一両日中に食べようと思ったことか

鶴橋でカルビ臭に侵されかけたが何とか持ち堪える
しかし、ホームに漂うあの煙は
反則の域を超えている

大阪、やっぱり侮れない街だ
ここにも将来、住むことにしよう


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