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いよいよですよ [多事の抽斗]



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今朝の最新ショット


そろそろ夏の旅の続きをという余裕が出てきたと思った矢先に
あれやこれやと忙しくしてくれる案件が登場して再びブランクをつくってしまう始末
以前から計画していた秋の旅行を挟み手帳の空欄が埋まって行く中
スペイン旅行の続きを先延ばしにするとして最近の出来事を端折り綴ってまいります


近い将来の部分的移住とこれからの使用環境を鑑みて建替えを画策していた別荘
GW中の訪問時に業者さんと売却委任の契約を交わしていました
運悪く浅間山噴火騒動でこれは長期戦にもつれ込むのだろうと覚悟を決めていたところ
大阪の時と同じく決まる時はあっさり決まるもので目出度く売買成立と相成りました


家具や家電製品の大半は差し上げるということにして引っ越しはだいぶ楽にはなったものの
物を持たない主義を通しても17年間という時間は骨と成り得ます
今週3連休は引っ越し業者さんやら次候補地検索やら建築会社やらと面会がすし詰めで
ゆっくりラグビー・ワールドカップ・ジャパンを楽しむ算段がかなり狂い始めました


先週々中にはベイスターズ命の旧友から切符が手に入ったから行こうと突然のお誘い
試合の翌朝から成田発の旅行を控えてはいたものの1年振りにしかもG戦ですから
途中退出了解の上での参加表明でしたが、もはや甲子園と化した一塁側アウェー観戦は
かなり厳しいものを胸にヒシヒシと感じつつ、丸と岡本の連続ホームランへは
ポーカーフェイスと心の中でガッツポーズをつくるに止める私でありました


旅の記事は別途後日掲載するとしまして、いよいよ明日開幕
ロシア戦先発メンバーが発表されほぼ予想どおりというところです
話題のドラマが終了して数多くの新たなラグビーファンが生まれたようです
ベスト8を通り越しホームの大特権を生かし決勝まで駒を進めてもらい
インビクタスの再現をこの目で是非確かめたい一生に一度の舞台の幕開けです


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Donostia [旅の抽斗]



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バスク語になるとサン・セバスチャンもこうなるという不思議なところ
旧市街のビンチョスにとかくスポットが当たり気味ですが
新市街地を含めDonostiaには全く別の顔があるのですよ


その一つが日本の盆休みに当たる8月中旬の一週間、町が賑わうセマナ・グランデ
鼓笛隊を先頭に巨人と大頭が凱旋したり打ち上げ花火の国際大会が行なわれたり
旧市街地が特に大騒ぎとなるお祭り週間です
もともと音楽祭や国際映画祭なども催されますし、12月21日の祭礼サント・トマスは
Donostia版ホームカミングでバスク地方の文化・食の祭典となるようです


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急襲されたのでピンを外してしまいました

大頭が振り回す豚の膀胱でシバカレる(叩かれるでは綺麗過ぎるのでここは大阪弁で)と
幸せがやって来るという言い伝えらしいですが演者の憂さ晴らしとしか思えません



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この巨人、なんと一人で操っているのです

十体以上はいたのでしょうか、連日鼓笛隊と共に町を練り歩く巨人
ゆるキャラの被り物で熱中症になってしまう我が国とは違い
22.5℃の涼しい環境ではおそらく快適?に行進されてたのでしょう


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闘牛場跡の広場では野外コンサートが行われていてバスク音楽と舞踊が披露されます
ナンバーリングされた当時の宿舎がそのまま改装されて使用中
この周りには人気バルが集まって夜遅くまで賑やかです


旧市街地ばかりにへばり付いているとDonostiaの魅力は掴み切れませんので
大通りを隔てた新市街地へも探索に出かけてみます
旧市街地は戦火の跡をそのまま復元したような街並みですが
こちはらすっかり区画整理され整然とした空気が漂っています


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人も車もあまり目立たない町って妙に惹きつけられてしまうと同時に
なんだか虚しさすら感じてしまうところが都会に毒されている証拠です


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こんなアパートに暮らし


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時には子供に帰ってキャッキャとアナログゲームに興じるのも悪くないかも


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とそこに現れしはボードをチャリンコに乗せたチョイ悪風おやじ
ショップで新しいのを調達したてで仲間とサーフィン談義?
実はこのdonostiaは言わずと知れたサーフィンのメッカでもあるのですよ!


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シーズン真っ盛りの晴天日にはどれだけの人が押し寄せるのか
この日は生憎の雨天でしたが波は結構高く多くのサーファーが波待ちでした
ビーチと反対側にはこれまたサーフショップが軒を並べ
階上のアパートへボードを抱えた親子が上がっていく光景も見れました


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出発の朝、見納めで訪れた旧市街地の8月31日通り
朝一で乗って来たのでしょうか波乗り男、ボード片手のご出勤?


ビンチョスの夜の顔とは全く別物が垣間見れた朝のDonostia
3泊4日で充分満喫できる多面的異国情緒を発散する町でした


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Aupa! Pintxo [旅の抽斗]



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8月のお盆休みの時期というのは欧州でもバカンス真っ盛りとなり
飲食店や商店が長期休業だったりして日本人観光客が割を食うこともあります
でも、サン・セバスチャンは期待を裏切ることなく、しかも夏祭りウィークというスペシャル付きで
世界各地からやって来る訪問客を大いに歓待してくれるのでした


乗継便の都合上ビルバオ空港では日付変更間際の最終便での到着となり
しかもここからさらに100㎞近く離れた目的地ホテルまでの道程を考えると
疲労もピークを迎えつつあった私たちでしたが、快適な出迎え送迎サービスに加え
深夜のチェックインの最中でも子連れで帰ってくる家族グループの姿を見て
エキサイティングかつ安全な所なのだなと、わくわく感さえ湧いてくるのでした


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この地への期待はそのまま部屋へと持越し、さらなるサプライズに膨れ上がります
ようこそカードが添えられた赤ワインとともにハモン・イベリコがサイドテーブル上に
夜中やん、自制モードが限界に達してついひとつまみいただいてしまいました
おかげで?翌朝いつもの時間までぐっすりと眠れ小雨降る二日目朝を迎えます


身支度を整え朝食を摂りに宮殿の大広間のようなレストランへと降りて行きます
コンチネンタルはおろかアメリカンを遙かに飛び越えたスパニッシュは実に恐るべし
部屋の真ん中で大胆に並べられた豊富な食べ物と飲み物よりも驚いた光景がありました
なんと、日本人旅行者が、それも老若男女がウジャウジャと出現するではありませんか
ツアーなのか個人旅行なのかは別としてもこれほど人気があるとはまこと想定外です


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名所・旧跡よりも旧市街を中心に点在する数百ものバルとピンチョスが有名な土地
バスク語でPintxo、スペイン語でPinchoと綴るフィンガーサイズのおつまみを
チャコリtxakoliと言う微発砲の白ワインをはじめ地ビールや赤ワインで店をハシゴしながらいただく
どことなく大阪は天神橋筋を思いださせる上方風スタイルな食べ歩きです


美食の町と言われるだけあってミシュラン星付きが多いことでも有名なサン・セバスチャン
バスクの風をふんだんに取り込んだご当地料理はグルメを魅了します
ピレネー山脈の国境は挟んでもバスク料理は現代フレンチの源流なのかもしれません
そんな町は17時を過ぎればアッと言う間に待ちきれない大食漢?たちで溢れかえります


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チャコリやビールなどレギュラーなアルコール類は一杯€2前後
カウンターに所狭しと並べられたピンチョスは1個€2~€4と結構良心的です
黒板メニューは各店ご自慢の料理が並びこちらは€5~€15と幅があり種類も豊富
キッチンがオープンするのは大体19時からなのでこの近辺を照準にすればよろしいかと


時間が書かれた予約の札が立てられたテーブル席のあるお店では
予約の時間が来るまで利用させてくれるので試しに一言声掛けしてみましょう
あとはカウンター付近で立ち食い立ち飲みしながらバスク人に成りきる
オラッ、と元気よく挨拶しながら入店し早速飲み物を注文してからピンチョスの物色開始です


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黒板メニュ以外は皿を貰って好きなだけ摘まんで乗っけて行けば大丈夫
会計方法は店によって違いますがカードでもPIN入力で簡単決済できるので安心です
自己申告だから理性大事なんて書かれたガイドブックもあるようですが
お兄さんたちは鷹のような眼でちゃんと見て記憶してますから抜かりありません


日本から申し込めるものを含めバル巡りツアーは日・英語で催行されています
5~6件ハシゴして、一軒当たり飲み物一杯とピンチョが2品で1人1.0~1.5万円
有名処や隠しダネを巡りますので大まかハズレる可能性は低くなるのでしょう
勿論、ガイドブック片手に自力で巡るのが一番安上がりですから是非とも挑戦あれ


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2日目の夜私たちはホテルのテナントが主催するツアーに参加しました
ヨコハマを知らなかったお姉さんはフィラデルフィアから来た弁護士さん
テラスハウスのファンだというお兄さんはシカゴから来たこちらも弁護士さん
日本で何してるのと聞いてきた女性はソノマから来た謎の御婦人
最後は酔っぱらって上機嫌だったノルウェーから来たお姉さんと現地女性ガイドさんの7名


祭りの打ち上げ花火見物の隠れスポットまで案内してもらいここでツアーは解散です
雨がパラつき始めたし独身弁護士さん同士二人っきりにしてあげようと
最後に残った私たちも退散を決め込み続きはホテルの部屋からの見物となりました
女性陣とは相当久し振りのチークキッスと相成りちょっと焦ってしまった私でした


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天からのお告げ [旅の抽斗]



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旅程に後先が生じてくるものの登場の順番待ちをすると折角の旬が過ぎてしまいますので
サン・セバスチャン滞在最終日に日帰りツアーで訪れたフレンチバスクの内
今回G7が開催された高級リゾート地ビアリッツをまず先にご紹介します


活字になるとフランス南西部リゾート地という表記になるビアリッツですが
北海道よりも緯度が高くなおかつ大西洋に面しているだけに
パリの南西に位置してもニースやカンヌの南仏と比較するとどうもピンときません
実際訪れた時は生憎どんよりとした空模様で時折り雨も降り出す始末で
どこかノルマンディー地方を連想させる雰囲気が漂っていました


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今回安倍首相の宿泊先となったオテル・ドゥ・パレはこの地を代表する超高級ホテル
英語表記はHotel du Palais Biarritzでナポレオン三世が王妃のために建てた別荘です
現在はカジノを併設したプライベートビーチ付き絢爛豪華なホテルとして改装され
夏のバカンスにこぞってやってくる各国のセレブ達を魅了して止まないそうです


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サミットを間近に控えたこともあってスペインとの国境での珍しい検問にはじまり
ホテル周辺は勿論の事、ビアリッツは警戒態勢突入中でした
にもかかわらず、8月27日朝刊や朝のTVではG7そのものに疑問を呈するほど
厳しい論調で報道されていましたのでなんだか残念に思えて仕方ありません


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高級ホテル以外にもビアリッツには小さな宿泊施設が点在しており
一般観光客の受け入れ態勢もそこそこ整っているという印象です
町の観光拠点とされているビアリッツ中央市場へ行けば肩の力もスゥーと抜け
地元民と一緒に豊富な食材に彩られたこの町の台所風景を満喫できます


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特に魚屋さんコーナーでは€7で獲れたての新鮮な生牡蠣6個を
ハウス・シャブリ一杯付きで楽しめるセットが陽気な店主と共にウリです
さり気なく着ていた服を褒めるあたりなかなか隅に置けないお兄ちゃんでした
40分足らずの自由散策タイムでしたが市場と周辺を見物するには充分です


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独り相撲は勢い衰えることを知らずまたしても周りを引っ掻き回し孤立寸前のところを
貿易交渉妥結で安倍さんから救いの手を差し伸べられたトランプさん
密かにイラン外相まで呼び寄せ支持率低迷の打開を一挙に図ろうと張り切ってみせたものの
成果の如く薄紙切れ一枚の貧弱声明しか発表できなかったマクロン議長


鮮烈なデビューはおろかその存在感すら誇示できなかった強行離脱派ジョンソンさん
経済低迷の重荷と党首引退表明ですっかり影が薄くなってしまったメルケルさん
あんたらおったんかいな、そう言いたくもなってしまうコンテさんにトルドーさん
そうそう、なんちゃんらEU議長さんも参加されてたんでしたっけ


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次回G7はトランプさんのお膝元マイアミで親族経営のリゾートを舞台にするとか
この発表にはすでに異論噴出だとかで先が思いやられそうです
果して満面の笑顔かそれとも意気消沈のトランプさんがそこにいるのか
無きにしも非ずで最悪の場合G7そのものが消えて無くなるのか


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いずれにしても2週間後にこのような結果が生まれようとは
突然真黒な雲が頭上に現れて大粒の雨が降り出し海から吹き上げる強風が
何やら暗示めいたものであったということは間違いない高級リゾート地ビアリッツでした


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異色の土地で、ほんまでっか? [旅の抽斗]



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今回の夏休みスペシャルな旅はズバリ、バスクを喰らうです
ピレネー山脈を挟みスペインとフランスにまたがるこの地方は
バスク語というラテン語にまったく属さない独自の言語を操る不思議な土地
ちょっと前までは独立運動が血気盛んで物騒な時期がありましたが
大西洋に面する魅惑的な町々は世界中から多くの観光客を惹きつけています


パリ経由でスペインのビルバオへ入り、ここから車で移動して
今回のメインである食の都、サン・セバスチャンを食い倒す旅
途中、日帰りでG7が開かれるお隣フランス・バスクの町ビアリッツをはじめ
バイヨンヌとサン・ジャンド・リュズもしっかり網羅し楽しんできました


旅の紹介へと入る前に今回の旅を通じてかなりショッキングな事があり
数日前からここ横浜を騒がしくしているニュースとの関連性も無きにしも非ずということで
前節として今号を挟んだ上で進行してまいります


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現地の人や他の観光客と話す機会が増えると必ず聞かれることがあるのが

何処から来たの?

日本だと当たり前に答えると、日本の何処?と必ず帰ってくる次の質問
「横浜」という答えの反応は大概の場合は「オォー」でお終いだったはずですが
なんと今回99%の確率で「それはどこ?」とまったく予期せぬ回答を投げかけられたのでした
横浜をご存じないとは、いったいどういうことなのか?


「それは小っちゃな町なの?」と聞くフィラデルフィアのお姉ちゃんも登場する始末
人気TV番組「テラスハウス」の大ファンだというシカゴの兄ちゃんですら
大阪は知ってるけど横浜は知らなかったと私の心をより複雑にしてくれました
今回出合った人達の共通項である日本未踏破がその原因なのかどうかはわかりませんが
大阪の2倍以上暮らす横浜のここまで低い知名度に開いた口が塞がりませんでした


上に登場したお二人はサン・セバスチャンのバル巡りツアーにご一緒した方々で
他にも見事総スカンを喰らった現地ガイドさんを含めた白人観光女子3名共々これまた日本未踏破組
やっぱりこれがそもそもの原因かと酔いが回り出した頭を取りあえず納得させるのが精一杯
この悲劇が後に訪れるパリへ引きずられて行くとはこの時誰が想像できたのでしょうか


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個人的にカジノを含むIRの横浜誘致に反対ではない私です
JR関内駅前では早速始まった反対派が林市長への抗議演説を聞き流しながら
ラスベガスやマカオ、シンガポールのカジノ有名処へ行ったことないのかなと
勝手な想像をしながら手渡されそうになったビラを丁重にお断りし家路につきました


ギャンブル依存症誘発と治安悪化が主な誘致反対理由だとはメディア談です
公営ギャンブルとパチンコ・スロットルにカジノが加わると最悪の状態になるのかはわかりません
それより私には今のスマホやゲーム依存症の方が今すぐ対処すべき深刻な問題だと思え
近年世間を恐怖に陥れる不可解かつ許し難い事件多発の方がもっと心配でなりません


じゃあ聞くけど、横浜ってどこへ行って何を食べればいい?
確か4件目のバルでフィラデルフィア姉さんから飛んできた超初心者級質問
実はこの手の質問への回答が一番苦手としてきた私は間髪入れず

日本で一番デカい、中華街へいってくださ~ぃ

姉さん、指で掴んだハモン・イベリコを頬張りながらの大爆笑で一同釣られてくれました
オォー、ヨコハマ!日本初のカジノができた港町!!
そんな答えを期待するのは不謹慎なんでしょうか???
なんとかならんのか、横浜


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大地はかく語りけり [旅の抽斗]



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前日までの雨ががウソのように眩しい朝日が差し込む部屋のベランダにでて
しばしなごり雲と共演する十勝連峰を眺める富良野の早朝
この日も最近お世話になり続けている地元の観光タクシーで美瑛まで周り
終着旭川空港へ送り届けてもらうというコース取りです


広報並びに観光資料まで自身が作成を担当しているというドライバーさんの出迎えを受け
まずは穴場のラベンダー畑から始めましょうと出発進行です
実益を兼ねた写真好きというドライバーさんは自慢の作品を披露しながら
ここぞという隠れスポットを含めた処を周っていきましょうと心強いお言葉を頂戴します


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富良野ワインの敷地にあるラベンダー畑は意外にも混雑を避けてじっくり観察できるとか
ワインの試飲もできる一石二鳥観光ももちろん可能ですからファン受け間違いなしです
ラベンダーというのはね、ここが一番香りを放つんですよ
とドライバーさんが摘まんで指先で潰して見せたのは葉っぱの部分でした


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車窓から風景を眺めていて気付いた富良野は広大な起伏大地とポプラと樫の木がポイント
見栄えを意識して作付けされたかのような草花と作物が広大さをさらに助長してみせます
トラクターの走行跡が幾何学模様となってさらに大地をこれでもかと目立たせます
そしてもう一つの特徴と言えば、限りなく真っすぐアップダウンする道路


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あの懐かしのケン・メリに代表される北の大地の有名な木々たちの正体、実はポプラでした
隣接地との境界を示す役割を果たしているそうですがかなり大雑把でもあります
境界柵と言うもの自体存在していないようで、景観保護と言う意味では
唐松やモミの木を別荘の境界代わりにする軽井沢と似通ったところアリです


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地元従事者の本音はできることなら柵で観光客の農地不法侵入を喰い止めたいところだとか
インスタ映えとやらのせいで農地が踏み荒らされて大変迷惑しています
履物の底に着いた様々なばい菌が不法侵入してせっかく育てた土をダメにしてしまう
これが農家の皆さんを悩ませる本当の理由です


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いまSNSで全世界に拡散した有名処の木々を写そうとやって来る外国人観光客
その周りにはあちこち「不法侵入厳禁」の立札が数ヵ国語で表示されており
度が過ぎた場所では断腸の思いで目的の木自体をバッサリやってました
激増するインバウンドと並行して観光公害がさらに深刻化しているニッポンです


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ドライバーさんがどうしても連れて来たかったという白樺の回廊がある拓真館
北海道の風景写真を撮り続けた前田真三氏の作品が展示されている廃校体育館跡です
そう言えば車窓からまだ新しさを残す廃校がいくつか確認できました
なんとか再利用できないものかと観光とのギャップを痛感してしまう光景です


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そうこうしている内に車は美瑛へと入って行きますが景色が変化しないので気付きません
美瑛に来たからにはここも観ておきますかと向かった先は愛のスカイライン
緩いカーブのすぐ奥にそれがあり、その周りには不気味に大勢人が群がっています
C国人たちはこの木の由来をどのように説明されて来たのか、これ七不思議


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ふと外を見やると管制塔と滑走路が見え隠れしたので大地の旅もこれで終了
かと思いきや、もう一か所だけ珍しいところをお見せしますとドライバーさん
車はどんどん空港から離れそしてどんどん山道を登り始めます
すると突然パッと視界が広がり台地のてっぺんらしき所で停車しました


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ここ美瑛にもありましたよローラー・コースター道路
どうやらドライバーさんの隠し種らしく最後に大放出でした
日本たばこ御用達の地ではないのかと言うくらい縁の木々たちに別れを告げ
おっ、こういうことだったのかと感心させれるルート取りでアッと驚き空港に到着


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郷に入っては郷に従えと、さすがプロ観光ドライバーさんには無駄が全然ありません
レンタカーよりは割高で行動半径と時間の制約は受けますがやっぱり楽ちん
遅くなった昼ごはんは空港でゆっくり食べてくださいなとみっちり観光でお疲れ様
この夏休みも間違いなく大混雑してそうな富良野と美瑛の旅でした



さて、明9日から16日までスペシャルみっちり夏休みです
後半戦への英気復元のため遙か西へ旨いモンを食べに、飲みに出かけてきます
猛暑はまだまだ続きますのでお体を大切にお過ごしください


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雨降り富良野ぶらっと [旅の抽斗]



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萩の続きは富良野で、ということで2週間後の週末は北の大地です
梅雨がないはずの北海道で初日は本降りに祟られてしまい
ラベンダーにはひと足早過ぎたタイミングでの訪問でしたが
その分観光客の数もピークに比べれば激少ということで
2日間のんびりと過ごすことができました


空路旭川空港から入道しラベンダー号(バス)でJR富良野駅まで1時間
停留所を過ぎるたび雨脚が激しくなって覚悟を決め傘をスタンバイ
駅の隅っちょに隠れてたコインロッカーを見逃し観光案内所で預かってもらい
そのまま歩いて近所の人気寿司屋で取りあえず無難に昼食です


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汽車が着そうになかったので駅前からタクシーで富田ファームへ
雨にも負けず大勢の団体観光客で賑わう園内をクルッと廻るも
ラベンダーは三分咲きと言うところで北の冷気が身に染みてきます
本来あるべきカラフルな光景を写真パネルで眺めながらホットコーヒーをすすります


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心を落ち着かせるというラベンダーの香りがよく分からなかった私
家に戻って学習すべく実益を兼ね仏壇用ラベンダー蝋燭を購入
それにしても皆さん買い物がたいそうお好きで、どこが個人消費低迷なのか
予定より1本早いノロッコ号を捕まえようと強雨の中ラベンダー畑駅へ競歩


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臨時停車駅ゆえ屋根もない自然の洗礼を享けるも無事自由席へ乗車完了
ノロッコだから焦りは禁物でただただ霧がかった車窓風景をのんびりと鑑賞です
富良野駅下車で荷物をピックアップし再び唯一の足タクシーでこの日の宿へ向かいます
車待ちの間、C国人らしきカップルがチーズ工場行きをあえなく断念してました
移動手段は車のみの土地柄、往復タクシー代は予算オーバーとのことでした


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ちょっと早めのチェックインとなりましたがその分ゆっくり風呂が楽しめます
十勝連峰を見渡す広大な敷地にラベンダー畑を擁するホテルですが
ここもまだまだ蕾は堅そうということであるべき姿を写真パネルにて確認です
小降りとなっても雨は止まずときましたから、あとは頼みの夕食に期待するのみ


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洋食コース料理だったのでここは地元超辛ポン酒じゃなくワインへスイッチです
国産はあまり試したことがないので頼りがいのあるソムリエさんの助言を聞きながら
この夜は白赤オール余市の平川ワイナリー産をいただくこととなりました
国産もかなりのもんじゃのぅ、なんて偉そうに寸評しながら店を出ようとしたところでした


先ほど担当してくれたソムリエさんがご丁寧に見送りに出て来られ名刺を私に
薄暗くかつ老眼でもはっきりと確認できたのはこのお方
何とその平川ワイナリーのオーナー社長だと分かりびっくりしました
JALファーストクラス限定でサーブされたこともあるご自身の名をエチケットに刻んだ白をはじめ
数々の名作を創りだされていることを遅ればせながら後日HPで確認しました


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全身の休養へと向かう妻はノンアル一杯で退散したロビーに併設のバーカウンターで食後のマッタリ酒
部屋の冷蔵庫内の飲料とバーでのお酒(一部を除く)はオールフリーと言うシステムは有難いですね
サイドオーダーで3種蝦夷乾き物が来たから飲み逃げにはならないかと変な気遣いもしつつ
他にお客がいないのをいいことにバーテンダーさんとスキー談義で夜も更けて行きます


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そうする内に最終ラウンドの夕食を済ませた客人がやって来て私はそろそろ帰ります
久し振りに飲んだIWハーパー12年がダメ押しとなって血圧降下の自覚症状
時に上が90、下が60をも割り込み無性に眠気が襲ってくるので逆らわずそのまま爆睡です
翌日の晴れ間を夢見たかどうかは定かではありませんが
いつもの起床時間までぐっすりと休むことができた北の大地の一夜でした


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萩のつぎ [旅の抽斗]



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山口の水も透き通って奇麗だなぁと山間を流れる川を何気に眺めていると
突然、川幅がグッと拡がって前方の視界に日本海が入り込んでくると
もう間もなくバスは山口の小京都、萩に到着です


JR東萩駅前ロータリーに滑り込んだバスから下車すると閑散とした空気が漂います
宿の送迎サービスはありませんが行き方の確認電話をすると迎えに行くと有り難きお言葉
程なく現れた宿の特別車へ乗車し一路阿武川沿いを河口へと向かい
大正建築よろしい風情のある玄関先に到着します


薄暮の長閑な漁村風景を部屋の窓から眺めながらほっこりとした気分になり
思えば遠くへ来たもんだpart?、毎度のお疲れさんです


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最近日本酒は超辛口を好んで飲むようになりました
つまむものの味を邪魔しないというのがもっぱらの自論です
萩の夜は地酒の淡麗辛口「長門峡」で旅の疲れも手伝い大爆睡
ちなみに軽井沢では佐久の超辛口吟醸「澤の花、ささら」にハマってます


帰り便に辿り着くため往路と同様バス2本の乗り継ぎを考慮して
朝食後は観光タクシーで宿をあとにし、2時間の萩巡りを開始します
世界遺産・ゆかりの地・城下町・大自然の人気コースミックスでお願いしました


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スタートは恵比寿ヶ鼻造船所跡
海を制する者、国をも制す
かどうかは別として、長州が軍艦建造に注力した事には違いなしです


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標高112m火口幅30mの日本一小っちゃい?火山の笠山
こんな間近でこのようなものが見れるのはここだけよ、とは火口にて運転手さん談
地質学者や鉱物学者垂涎のスポットなのかもしれません


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展望台へと移動して日本海を見渡せど、何故か浮かんでる島は全部平ら
この島々、実はすべて火山だったとか
麓には明神池という塩湖があり鯛やボラなどの海水魚が生息する天然記念物です
これも火山が成しえた大自然の悪戯の賜物、もちろん魚釣り厳禁となってます


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そして、鉄を制する者、また国をも制す
世界遺産登録の萩反射炉、残念ながら出来が今一歩だったそうです
静かに眠るこの場所、実は撮り鉄ちゃん達に大人気のスポットとか
すぐそばに山陰線が通っているのがその理由です


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運転手さんが「先生」付けして呼ぶ吉田松陰所縁の松陰神社と松下村塾
ここまで訪ねてきた名所旧跡とは比べものにならない程の賑わいは
洋の東西を問わず萩を訪れる観光客の一番人気スポットだということの証明か
この後先生誕生の地や武家屋敷地区などを車窓見物するとそろそろ午前のツアーも終了です


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かいまがりと瓦土塀の平安古地の歴史建造物群に後ろ髪を引かれながら
運転手さんお勧めの地元で大人気のうどん屋さんで一服です
東萩駅にてタクシー観光は終了ですが、まだ時間に余裕があったので
ホテルの部屋から覗いて気になっていた浜崎地区を散策してみることにしました


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豪商が軒を並べるこの地区は萩藩城下の港町として栄え北前船でもその名を馳せました
独特の建築様式は格好のタモリネタとなりそうだなと思いきや
やっぱりここであの番組のロケが行われたとか
整然と立ち並ぶ町屋建築の町には人っ子一人見当たらない日曜の午後でした


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すると旧山中家から女性の声でよかったら見ていってくださいなとお誘いが
ボランティアのガイドさんたちが屋敷を含め浜崎地区の案内をしてくれます
お言葉に甘えてお向かいの旧山村家宅にお邪魔することに
大きな蔵が中庭に建つ立派なお宅を男性ボランティアさんの案内で拝見です


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旧萩藩御船蔵をわざわざ解錠して内覧させていただくという至れり尽くせりのサービス
最後に旧小池屋土蔵内も見せていただき浜崎地区を制覇しました
東萩駅バス停まで阿武川沿いを歩いて戻り新山口駅行きスーパー萩号に乗車
3分間の乗継を経て山口宇部空港バスで帰路につき山口の旅も終了です


萩の次はというと、この二週間後に真逆方向へと向かいました


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ハワイな昼食 [独り言の抽斗]



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突然、ハンバーガーが無性に食べたくなることはないでしょうか?
今日の私はまさしくこのパターン、躊躇なくちょっと離れた海が見えるマックへ
氷川丸を眺めながらパクつくことができる贅沢なおまけ付き

ベンツのショールームを覗き見してると間もなく中華街・朝暘門
海側へ横断してホテル・ニューグランド前をやり過ごすと
年中無休のハワイ風を噴霧している現在行列なしのEggs&Things
その隣でドナルドが出迎えてくれる山下町店があります

前回食べ逃したハワイアン・スペシャルの一品、ロコモコバーガーセットで
氷川丸特等席をと思いきや本日は既に満席であえなく奥へ移動
老若男女、右手にスマホ、左手にバーガーor ポテト
と、そこへどこかで聞いた覚えのある曲がBGMで流れてきます


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それはそれは大変懐かしいハワイのシンガーソングライター、アウディ木村の名曲
キャンペーンのBGMに彼の曲を加えるとはちょっと驚きです
1983年にリリースされた最初のアルバム" Looking for the good life " に
収録されているSeabirdと言う曲です

現在ではウォールアートで一躍有名になったKaka’akoエリア開発のため
取り壊されたワードウェアハウスというショッピングモールがあって
そのダウンタウン側2Fの端にホレイショウ(Horatio)という小粋なバーで
デビュー当時(前?)の彼のライブを楽しむことができたのです

フローズン・マルガリータと特製ナチョスの抜群の相性
火照った身体をクールダウンさせてくれる生きゅうりスティック入りのピムズNo1カップ
ワヒネに大人気のフローズン・ストロベリーダイキュリ
次から次へと思い出されるほんのちょっとだけリッチだった最後の年の懐かしい名場面集


偶然耳にした一曲のおかげで束の間のハワイアンなひと時でした

また行ってみようかなとは思いつつも私にとってはすっかり変わり果てた楽園
恐ろしくインフレ物価な故、老後は医療費も割安な日本でと
移住していた旧友夫婦が脱出引き揚げて来るとか
それでもフライング・ホヌは今夜も大勢の夢を乗せ飛んでいくのでした

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おいでませ [旅の抽斗]



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観光地の盛衰は交通インフラの充実度に正比例する


至極当たり前な法則は今回の旅を通し改めて痛感してしまいました


6月最初の週末は山口県美祢市と萩市を訪ねる旅となりました
隠れ鍾乳洞オタクの妻の希望もあって秋芳洞を見物したあと萩へ移動するという
瀬戸内海から日本海への縦断コースをいつもの通りバスで辿ります

元来大型観光バスを使った団体ツアーやレンタカー族の訪問を前提にしていたのか
山口宇部空港から秋芳洞までは途中の新山口駅を経由しないと行けない不便さ
昨今たびたびTVに登場するローカルバス乗り継ぎの旅番組よろしく
本数が限られた便を上手に乗りこなして初めて成り立っていく個人旅行です


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乗換え地のJR新山口駅で出発を待つSLとニアミスするおまけがついて
2時間弱でシーズン外れのような秋芳洞のバスターミナルに到着します
そしてまずはいつものようにキャリアをコインロッカーへなのですが
今回は昼食が先とばかりそのまま秋芳洞の入り口へ向かったところ
食事処のお姉さんに呼び止められ荷物はタダで預かりますからどうぞ中へお入りください
の声に釣られここで名物瓦蕎麦と牛蒡蕎麦のランチブレイクとなります


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洞内入り口辺りからヒンヤリとした空気に包まれ中へ入ると上着なしではいられません
見物客が少ない分ゆっくりと撮影しながらの洞窟探検が楽しめるのは最高です


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洞窟内に川が流れる光景がどこか珍しく新鮮な秋芳洞
悠久の歴史が創り出す様々な形状の鍾乳石や石筍には名付けされたものもあり
各所に設けられた音声ガイダンス(英・中・韓語対応)による解説が聞けます

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上から伸びるのは鍾乳石、下から伸びるのが石筍



洞窟の途中から専用エレベーターを使って秋吉台へ移動することができ
ひと昔前の教科書でお馴染のあの光景が観れるのです
温度差10度以上の変化を感じながら最後に待ち構える心臓破りの坂を登ると
広大なカルスト台地が眼前に広がって行きます


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展望台傍のカフェでお茶休憩の後再びエレベーターで洞窟内へ戻り
来た経路を逆に辿って出入り口に戻るのですが
相変わらずの空き具合でバスターミナルから洞窟へ通じる商店通りはガラガラ
通年での集客対策は危急の案件に挙がらないと今後の状況が気がかりです


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次の目的地の萩行バスまで一時間弱、センター内の休憩スペースで一服
正確にはJR東萩駅行きで宿へはそこからタクシーでのアクセスとなります
交通インフラの利便性がその受給関係に大きく左右されることは明白ではありますが
JRと地元バス・タクシー会社とのコラボを充実させない限り
団体バスやマイカー観光客におんぶにだっこ状態から脱することはないのでしょう


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温泉入浴と楽しい夕食までの時間を考慮した唯一のバスに揺られること1時間半
熊本で見たのと同じ清く透き通った水が流れる川を眺めていると
やがて川幅が急に広がってその先に日本海が見え始めます
思えば遠くへ来たもんだ
バスはまたもや閑散とした駅前ロータリーへと滑り込んでいきます


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さて、この三連休、今度はふたりナンちゃってお遍路さんの旅に出ます
あいにくの梅雨天気となりますが、そこは旨い料理と酒で埋め合わせしてもらいましょう
今回は鉄チャン移動主体の旅、市電にも頻繁に登場していただく予定です

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