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洋上の免税百貨店 [旅の抽斗]




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北欧は言わずと知れたクルーズの聖地
地中海に負けずとも劣らない大型客船が縦横無尽に航行してます
バルト海を挟んで国境を接する国々との航路も多数設けられており
その中でも最短コースを辿るエストニアの首都タリンへの便は
行き来する両国民にとって特別な存在のようです



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割高なタクシーを避けトラムに乗って桟橋まで行こうと
まずはテクテク中央駅まで歩きそこから€3.2を払って乗車します
ちょうど朝の通勤時間と重なったので車内は結構な込み具合
20分弱で終点のターミナル2に到着です



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やたら早朝集合でなおかつ割高な日本語ツアーを避け
同じく現地ガイドと昼食付きスロースタートの英語版を選択しました
もっとも両方とも現地タリンとの往復は自身でやる事になります
日本で事前に入手したバウチャーを乗船チケットに換えホールへ移動



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10:30発のMegaStar号に乗船



チケットを見る限りクラスの違いはあれど座席は全て自由だなどと
初めての体験に少々胸躍らせながら出発までの小一時間
ターミナル内外にてブラブラしながら船の入港を待ちます



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そうこうしてるうちに船が桟橋へと近づいて来るにつれ
空っぽだったターミナルにはいつのまにか人だかりが出来上がります
老若男女どう見ても観光客には見えない大勢の人たち
沢山の車両も一緒に船中へと吸い込まれて行くのを横目に
想像を遥かに超えるスケールのメガ・スター号へ乗船開始です



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船内へ一歩足を踏み入れてビックリ仰天
そこは広々としたレストラン街となっているではありませんか
帰りの夕食の心配は一瞬にして消え去ると同時に
何を食べるべきかの選択へと早々に思考切り替えです



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だんだん楽しくなってきた勢いで階上へと移動して二度ビックリ
眼前には空港免税店が引っ越してきたかと錯覚してしまうほど
フロア所狭しと品々が陳列されさっそく買い物体制に入る人も出現
ここでようやく座席のことには一言も触れられていない謎が解けました

所要時間約二時間の間乗客は飲食やショッピングに興じて過ごすか
もしくはテーブル付きの着席エリアで談笑やひと眠りするかなのです



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洋上の免税百貨店
勘のいい方はもうお分かりではないかと思います
物価、特にアルコール類が高いフィンランドの人々は車で乗船し
ビールをケースで豪快に買い付ける場面に頻繁に出会いました



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エストニアの人々はおそらく化粧品や服飾雑貨などを買い求めていたのでしょう
実際駐車エリアを見たわけではないので想像の域を超えませんが
ユーロ各国のナンバープレートを見つけることができたはずです



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季節はまだダウンジャケットを必要としていた北欧
スキー用のサーモアンダーととっくりセーターに厚手のウィンドブレイカー
そしてニット帽にネックワーマーと指だしグローブでほぼガード完了
せっかくの日差しを楽しもうとサンデッキへと上がり北欧の潮風にもあたります



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タリンの町ってどんなだろうか

アクセスの良さを考慮するとヘルシンキ観光の不足分を補うのは
ここエストニアしか頭に浮かびませんでした

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北緯60.1698 [旅の抽斗]



♪森トンカツ、泉ニンニク、かコンニャク、まれテンプラ...


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ローマ・フィウミチーノからヘルシンキ・ヴァンター空港までおよそ3時間半
大陸を縦断するように北へ北へと飛んでやってきた森と泉の北欧の玄関
あのブルコメの名曲が頭に甦り流れる中やってきましたローカル空港

往路ですでに乗継エリアだけは経験済みだったこともあり
改めて降りてみると拡張中ではあるもののコンパクトでとっつき易い空港です



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空港から市内へは電車、バス、タクシーの他とは変わらぬアクセス方法で
荷物の関係もあって初回はタクシーを選択です
ベンツの小型ディーゼル車が幅を利かせており配車係の対応もOKで
行き先を告げていざホテルへ

走り出すと同時に習性でメーターとその操作に目が行きそしてビックリ仰天
なんと初乗り運賃が€9と日本より高い国は今回が初めてです
いきなりそこを突かれたドライバーさんは流暢な英語で
今日は日曜日割増しなんです。平日は€5.9スタートですよ、お客さん

乗りかかった船で大人しく車窓見物を決め込むことにしました
前評判通り物価がたいそう高いフィンランドのようです
出発地との気候・雰囲気の違いに加えドライバーさんがかなり暗かったので
夕方に吹くヘルシンキの風は冷たく頬を突き刺し体感温度を下げるのでした



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トーンダウンしたままチェックインカウンターへ向かったところ
一瞬にして眼前のモヤモヤを吹き飛ばす光景が目に飛び込んできます

全国100万のキーラ・カタリーナ・リンダ・コルピーファンの皆様
大変長らくお待たせしました、混ざり化全くなし正真正銘のパツキン
いや失礼しました、金髪お姉さまレセプショニストのご登場であります



大学の寮で一緒だったジョンの彼女を見て以来の生粋の金髪
アメリカ女性が自虐ネタで自分の髪の色を食洗機の廃水色に例えるように
欧米ではまず本物の金髪に出会う機会はなく
これはまさしく長年繰り返されてきた人種の混血の証でもあるわけです

金髪だけなら同じ北欧のノルウェイやスウェーデンにも沢山いることでしょうけど
これに美人さんが加わってくるのはやはりフィンランドならではなのですね

それともう一つ、東側でロシアと国境を接するフィンランドには
実に多くのロシア系住民が住んでいることも関係大だと察するところです



荷解きを早々に済ませ夕食場所の情報を頂こうと
先ほどのお姉さんのところへふたたび参上
代表的なフィンランド料理が近くで食べれるというので
ふたつ返事でOKし早速行動開始です



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サーモンのクリームスープにトナカイのステーキ
お姉さんのイチオシメニューを頭に入れ公園の遊歩道を進むと
敷地内に洒落た雰囲気のレストランが現れてきます
混雑覚悟で店内へ入り幸運にもテーブル確保に成功です

その昔クリスマスに鹿のステーキを食べた帰り道
峠で大きな牡鹿に運転していた新車が体当たりされた経験ありです
ヘルシンキ市内でトナカイに体当たりされる確率はほぼゼロのはず
でもそこはやっぱりトラウマみたいなものがあったので
逆立ちしても絶対にありえない子羊をいただくことにしました



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極地方ともなると陽が沈まない白夜が2か月以上もあるフィンランド
この時期でも夜10時を過ぎてようやく夜がやって来るのです
ヘルシンキ観光は最終日に取っておくとして
翌日は朝から船に乗ってエストニアの首都タリンへ日帰り海外旅行です

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ローマの終日 [旅の抽斗]



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4年ぶりのローマはもちろんなんにも変ってはいません
主な名所旧跡は過去すでに訪ね歩いてるので
ホテルから徒歩圏内を散策してみることにしました
とは言っても外せないだろう改修後のトレヴィの泉とスペイン階段は
空いている朝のうちに拝んでおこうとホテルより直行です



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午前でも深い時間になってくるとこの正面エリアは東洋人軍団に占拠され
あちこち藪から棒に自撮り棒が突き出てくるのでした
コインを投げ入れ再来祈願を終えた後は早々に撤収が大正解です
脇道はなおさら変わることがないので記憶を辿りながらそのままスペイン階段へ
果物屋、肉屋、Bar、ジェラート屋をやり過ごすと広場に到着です



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ここも早い時間ならそんな混雑はしておらず
階段に長時間座り込んで俄かグレゴリー& オルドリーを決め込む
ジェラート片手の各国観光客も疎らとなります
回を重ねるごと階段トップに立った時の息の上がり方が激しくなり
変わらない風景にあざ笑われてるような気になります



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昼間人口はほぼ観光客で占めらているローマの中心街
ミラノに比べればモードが漂う気配はあまり感じられませんが
それでもそこはさすがイタリアの首都
時折り出現するチョイ悪セニョーリ&セニョーラについ目が行ってしまいます



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コンドッティからコルソ通りに折れ少し行くとイタリア最古の教会のひとつ
サン・ロレンツォ・イン・ルチーアが静かに佇んでいます
オープンカフェやブランドショップが軒を並べるこじんまりとした広場を抜け
あるお店の日本人スタッフから教わった家庭料理の店に向かいます



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ちょっと遅めのランチをこの行列ができるお店で食べます
小道を入ったわかりにくい場所にありながら行列が絶えないとは
味と値段と家庭的サービスがやはりモノを言うのでしょうか
ワイン頂戴というとカラフェでドンと置いていく豪快さも魅力のようです



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このお店の売りのひとつがこのオックステールのトマト煮込み
奥にあるパスタもイチオシで本当に麺だけのシンプル仕上げです
隣のロシア人観光客もハラショウとパクついてました

そしてデザートのイチオシはこのオーソドックスでいびつな形のプリン
なぜか端に寄せられてフレンチとの違いは全ての料理にして明白です



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食べ終えてみてこの店の人気の秘密がわかったような気がしました
家庭料理を謳うだけあってやっぱり飾りっ気のない本物の「マンマの味」が
きっとここを訪れるローマっ子の胃袋を掴んで離さないのです
かくいう私たちもほんの少しだけローマの懐に入り込めたようです



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食べ慣れていない時間帯での昼食だったこともあってか
少々お腹にドーンという感じでしたから消化促進の散歩でホテルまで戻ります
メーデー休暇後だったこともあってか土曜日なのに人通りが少なく感じます
この分なら夕食は軽くてイイねとなったものの
イタリア旅行恒例の困ったときのナンチャッテ中華にご登場願いました



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旅の前半戦の終了をこのローマで迎えるにはもってこいの場所が
宿泊したホテルの屋上レストランです
屋外は360度ローマの街を歩いて見渡せるパノラマ付き
朝食後に余韻を吸収しようとコーヒー片手にしばし佇んでみました



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スマホで次の目的地の天気を確認してから空港へ出発です
最低気温0℃のいまだ真冬のヘルシンキ
服の用意はしてきたものの一抹の不安を抱えて未知の国への挑戦です
旅の後半戦、よろしかったらお付き合いくださいまし

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Cave-man & Save-man [旅の抽斗]



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アルベロベッロからナポリへ戻る途中に訪れた洞窟住居の町マテーラ
もちろん世界遺産にも登録されている少々毛色の違う観光スポットです
アルベロベッロ同様イタリアの古い町並みとは一線を画した
異質文化の香り漂う個性的な雰囲気を醸し出しています



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バブルを知らない世代が増殖中の日本において
その片鱗を残すビルは都市部でいまだ存在し続けています
簡単な識別法として内装に石材がふんだんに使用されているかどうか
御影石や大理石のほとんどは当時イタリアから大量に輸入され
ウン万円/平米で販売されており、まさに贅を尽くした内装材の王でした



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サッシと呼ばれる洞窟住居は石灰岩の岩肌をくり抜いて作られ
石の国イタリアここにアリと言わんばかりの存在感があります
夏は涼しく冬は暖かいという住環境だったのでしょう
解説付きで公開されている家畜と暮らす住居は1K+WIK
おまけに天井高はゆうに3m以上はあるなかなかのものです



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ランチタイム休憩を介してナポリへと戻るツアー
レストランにはアメリカ人や台湾人の団体もいて賑やかそのもの
ちょっと気になったのが我がツアーとのメニューの違いでした
予算ありきは勿論の事、国民性をも考慮しての設定は百も承知
旅の醍醐味は観光だけにあらずと
シニアであるが故今後食への投資増を期待したいところです



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食の話ついでに私たちの海外旅行における食事事情を紹介しますと
個人旅行ですから一日3食全て自己アレンジは当たり前
ホテルを朝食付きにしてしまえば2食をほぼ滞在日数分考慮すればOKです
がしかし、食事時間での移動をやむなく行うこともしばしばですから
旅の計画において毎回ここでの工夫に私は時間をかけています



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移動手段を飛行機とした場合は機内食或いはラウンジ食があるので
昼夜を問わず極力食事時間にフライトがハマるようにします
では、電車・汽車での移動の場合はと申しますと
手っ取り早いのは駅でのテイクアウトを車内へ持ち込むことになりますが
飲み物と一緒に二人分ともなると内容の割には結構バカにならない値段です



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往路のローマで購入した週末往復割引により
復路ItaloのPrimoクラスを一人€24で入手していました
じつはこのItalo、主要停車駅に専用ラウンジを設けており
Executiveクラスならフリー、Primoクラスなら一人€9で入場できます
ラウンジ内にはスプマンテや紅白ワインにビールのアルコール類や
各種ソフトドリンクに加えサンドイッチにおつまみやフルーツなどが備えてあり
充分食事としての機能を果たしておりました



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定刻夜9時少し前にローマのテルミニ駅に到着しタクシー乗り場へ
やたらファンキーなお兄さんドライバーの可愛らしい車両に乗車です

日本人でしょ?

さすが都会の人間、見る目はちゃんとあるやんけビンゴ
この日でドライバー歴3日のお兄さんは転職組だそうで
前職退職後のブレイクを利用して日本に75日間も滞在したという親日家
和歌山と大阪が長かったとかで変な関西弁を操る変わり種
なんかあったらここへ電話してやと名刺をくれておおきにまたねでした



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無事おかえりやすとベルキャプテンから預けた荷物を受け取り部屋へ上がると
ローマの街はすっかり陽が落ちドッと疲れもでて早めの就寝
しっかり分厚い壁に囲まれた静かな部屋で深い眠りに落ちていくのでした

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友、ちょっとだけ遠方より来たる [ちょっとブレイク]



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誕生日クリスマスには必ず家族全員のサイン入りカードを
送ってくれる友人一家が香港からやってきました
ツアーに参加しての来日で最終日が東京滞在ということもあり
久し振りで夕食をともにすることに決定



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記憶が正しければ彼と家族との付き合いは25年以上で
返還前まで一緒に仕事をしていたこともあって
以来3,000㎞弱である双方の間を細く長く保ってきました
過去に一度だけ一人息子君がまだ幼少の頃浦安で逢って以来
日本でのたった二度目の再会となります



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その一人息子君も数年前に結婚して今回は奥さんも同伴
過去の記事で3回お色直ししてた新郎の母と紹介した
紛れもないあの最強のお母ちゃんももちろ一緒です
今度の旅でどれくらいお召し換えしたのか、それはやっぱり聞けません



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中国返還前誰よりもビビッてた彼はいち早く英国籍を取得し
すっかり安心したのかその後はロンドン郊外に不動産を取得
返還後には一家で完全移住という計画でした
今でこそキナ臭い感じのする香港ですが返還された当時は
何が変わったのかと言うほど目立った変化は見られず
保険のかかった香港人たちはそのまま留まることを選択したのでした



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使わないことが貯蓄への超早道だと手本を示してくれる友人
衣食はいたって質素そのもので酒やタバコ、勿論ギャンブルも一切やりません
奥さんも彼のクローンのような存在だったので
あの結婚式での花婿の母の行動は正直妻と二人驚くばかりでした



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ポークチョップが大好物だった友人とよくシンガポールレストランで
二人ランチを食べていました
八つ年上の彼の上司だった私の奢りです
なぜシンガポールと呼ばれていたのかはわかりません



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結局今でも香港で暮らす友人はきっとここに骨を埋めるのでしょう
随分前ですがロンドンの不動産売却でかなり儲けたと大喜びしてましたし
現在住むマンションも購入当時からかなり値上がりしてるそうです
抜かりない不動産投資術、このあたりはさすが香港人だと感服するのです



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一人息子が就職・結婚してからというもの
香港での会食で一切私に財布を触らせないばかりか
ワインやお菓子の土産まで持たせてくれるお・も・て・な・し
きっと今回の来日にも私の大好きなワインを...
そのまま手荷物で持ち込もうとしていなければイイなと、ちょっと嫌な予感も


さーて、久し振りにご馳走してあげねば


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うすい [旅の抽斗]


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私の頭のことじゃなくてこのアルベロベッロ駅近くにある滞在したホテルの壁の話

欧米を旅すると必ず真夜中に目が覚めてしまう私たち夫婦
そんな時はまずトイレへ行き無理に眠ろうとせず旅の寸評などを話します
そうしてる内にウトウトし始め明け方まで眠るのがいつものパターンです



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しかし、この夜はいつもとまったく違う状況に私たちは置かれていました
夕食前の荷解きの時から気になっていた両隣から発せられる音
あまりに鮮明としていてすぐに壁の薄さが原因だと悟ります
ベッドの頭側が隣のバスルームだったということで音源は省略です



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結局明け方まで眠れず両隣が起きたと思しき頃合を見計らってシャワーを浴び
朝食前の散歩で頭を覚まそうと出かけたのが写真の駅です
どうやら学生さんたちの登校時に出会ったようです
家族の車で送ってもらい決して逃してはならないローカル線をひたすら待ってました



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少々眠気の残っているまま気をとり直し朝のトゥルッリ散策へ
ご覧のとおり加工しやすい石灰岩をこのようにスライスして積み重ね
綺麗な円錐に仕上げていくところなど
日本の萱葺き屋根にもどこか通じるものがあります
伝統工法を受け継ぐ職人さんは少なく今では多くのアルバニア人が修行中だとか



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現在では実際このトゥルッリで生活している世帯は減少傾向にあるとか
主に土産物屋やレストランを生活の糧にしていたり民泊用に貸し出したりしており
日本のTVで紹介されたという日本人女性が嫁いでいる土産物店へも立ち寄りました
今回のガイドさんといいイタリアで長年暮らす日本人女性の逞しさも垣間見た旅でした



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それにしても人の映り込みを気にせず写真が撮れる世界遺産も珍しいですよね
鉢合わせた団体さんといえば同じ宿にいた日本人観光客くらいでした



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さて、そろそろ出発の時間となったようで
次ぎなる世界遺産へ向けたバスが待つホテルへと戻ることにしましょう



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トゥルッリ、トゥルッリらら [旅の抽斗]



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割高を承知であえて日本語ツアーを選ぶメリットは何か?
大雑把なイタリア風土にあっても日本人ならではのきめの細かさがあり
それがなんなのか今回の旅において妻の一言で再認識したのでした


ガイドさんがきちんとトイレタイムと場所の管理をしてくれること


老若男女、海外ではやっぱり優先順位の高い案件なのです
世界有形遺産に登録され続けるため確か公衆トイレの設置項目があります
日本はまだまだ不十分だと当該自治体は設備拡充に努力しておりますが
世界遺産だらけのイタリアは果たしてどうなのか?
大きな声では言えませんが質・量ともに問題多しです



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そんな日本語日本人ツアーはナポリ中央駅から始まります
何処からともなく大きなトランク引っ提げきちんと時間前に全員集合
皆さん歳も近そうな個人旅行中のご夫婦やお友達同士の方々で
インターネットを屈指して自ら旅の計画をたて実行するツワモノです



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ナポリを南下していくとまずポンペイ遺跡を通過しそしてソレント半島へと入ります
ソレント、ポジターノ、アマルフィ、ラヴェッロなど風光明媚な小さな町が
半島外周のサーキット道路沿いに展開しており
F1ドライバー並みのプロドライバーの運転技術とともに心を惹きつけます



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突堤の真向かいにある建物は前回宿泊した旧修道院のホテル



くるりと半島を制覇してもアルベロベッロへの道のりは遠しですから
中間地点の給油所で必須かつお決まりのトイレ休憩です
辺り一面風力発電のプロペラだらけなこの地域は日照時間にも恵まれているようで
所々で大規模なソーラーパネルが設置され始めていました



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道の彼方に水平線が見えたらアドリア海に面する港町バーリが近づいた報せ
手前で右へ逸れて下道を一路トゥルッリ(Turulli)の町へ
もともと農民の住居兼倉庫だったという朽ちた小さなトゥルッリを畑の外れに発見し
ようやくアルベロベッロへ到着の実感が湧いてきました



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ホテルでの荷解きもそこそこに夕食のレストランへ徒歩で向かいます
途中所々で三角柱の屋根が姿を現しますがなぜか感動が伴いません
そんな私の気持ちを察してなのかガイドさんの一言が静かな町に響きます

こんなもんじゃありませんからね!



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市庁舎広場を横切った展望広場に立った時眼前に広がる景色
トゥルッリ、トゥルッリのこれでもか登場で一同撮影突撃に入ります
そしてなぜかツバメの大群が我が物顔で飛び交う夕暮れの空
「明日の朝もう一度ここへ来ますからレストランへ急ぎましょう」
再びガイドさんの声が人気のない空間に響きます



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具沢山に慣れ親しんでしまった私はやっぱりパスタは日本が一番だと確信しながらも
同席者皆さんの海外旅行武勇伝を聞きながらの楽しい夕食でした




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レストランから一歩出るとなぜか外は淡いピンク色に
帰り際再び先ほどの展望広場へ戻るとその謎解きが



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観光シーズンの狭間なのかこれが普段の様子なのか
市庁舎広場はご覧のとおり、人っ子一人だけ歩いてました
お腹も大きくなるとさすがに長旅の疲れがドッと押し寄せ
時差ぼけを引きずっていた私たちには絶好の爆睡チャンス到来か
世の中そんな甘いもんじゃないと思い知るそんなローカルホテル滞在でした


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卵の殻が割れなかったから [旅の抽斗]



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チップの習慣はいまだじっくり根を下ろしていなかったイタリアでは
ほんの少しの心付けでもたいそう喜んでくれる人が多いのです
反面、観光客に人気のある店にはちょっとスレたのも居たりして
そんなときはしっかりサービスの値踏みをさせていただきます



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心地よい海風に誘われるまま入場フリーの卵城へと入ったのが
日没が8時近くの夏時間となってまだ陽も幾分高い夕方
マジックアワー狙いと思しきまばらな観光客以外に
海沿いの大通りパルテノペからすでに人影は消えていました


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この時がダブル主役で一番幸せな瞬間なんだなと
先週34回目の結婚記念日を迎えた私たちです
流行りのドローンを使っての記念動画撮影をしてました


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ナポリは地中海クルーズの寄港地としても大人気
一度は試してみてもいいかなと思いつつもまだ早いなと
何が早いネンと独りツッコミながらしばらくボーと眺めていたワンシーン
景色は変われど一か所に缶詰はやっぱりキツイかなと我に返ります



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この城の頂から見える360度のナポリ・パノラマ風景を見ずして
死んではいけないのだと先人たちが語っていたのでしょう
青の洞窟でお馴染みのカプリ島とヴェスヴィオ山のデュエットは
暫し立ち止まっているのに充分値してました



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明日からシチリア島タオルミーナでG7サミットが開かれます
晩餐会では地中海の幸がふんだんに振舞われることでしょう
G7にあってイタリア人と日本人だけが日常食すタコ
果してメニューに登場してくるのでしょうか


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間もなく閉場の時間となって来た道をゆっくりと戻り余韻を楽しみます
今宵の晩餐は卵城前のヨットハーバーに隣接する老舗
19時30分開店はこの国では早く珍しいほど
食文化に関しては我が道をひたすらゆく粉モンの国イタリアです



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さあ、明日は前半戦のハイライトであるアルベロベッロへ向かいます
中央駅集合の日本人専用1泊2日の現地ツアーに参加して
陸路長距離バスにてかつて訪れたアマルフィーを経由し
長靴を横切ってヒールの根元まで走ります



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Lonesome㈳は二度死ぬ?のか?? [旅の抽斗]



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See Naples and die


もうちょっと叙情的表現はないものかと思いつつ

4年ぶり2度目に訪れたナポリのサンタルチア湾はこの日も天気晴朗波低し

五月初旬のナポリに吹く風は涼しく朝晩は肌寒いのでした



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前回のナポリ観光はほぼバスの車窓見物だったので

アルベロベッロへの玄関口としてどうしても徒歩観光しておきたかったのです

が、ここは一番気を引き締めておかねばならぬと

ローマのホテル出発時にベルキャプテンからそう忠告されていました

海外旅行で気を張るのがセキュリティ部門

毎度の事ではありますがさらに南イタリアモードへレベルアップします



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男子のふんどし、海ではその六尺の寸を生かし解けばフカ除けになったとか

ならば同じ寸の私にそう簡単に触手を伸ばす輩は居なかろうと思いつつ

獲物のバックパックにはちょっとした小細工を施します

比較的小柄な南イタリア男子の中においてスリスリさん達も恐らくそうであろうと

作業時間と位置を嫌がるようにしていれば防御強度はアップします



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一日中交通渋滞の激しいナポリ中心部からトラムが姿を消していました

現在一部路線のみの運行らしく車社会に追いやられてしまった恰好です

ならば徒歩でと名所旧跡は殆どカバーできてしまうコンパクトな町

昼食は勿論ナポリ名物モッツァレラたっぷりのマルゲリータにカプレーゼ

そして水みたいに安くそこそこイケてるワインたちです



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イタリアのタクシーはあの悪評から脱皮しながらイメチェンを図っています

事実ミラノやローマでは主要空港までの運賃が均一化され

両サイドのボディに掲げられている運賃掲示ホワイトボードがその証です

それに引き換えここナポリはまだまだ発展途上

行きのホテルまではどうやらメーターどおりだったようで

帰りの駅までは運転手から行きの料金に€1プラスアルファを領収書らしき紙に書き渡され

これでオーケーかと聞いてきたのでいいよと取引成立



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ホテルを出てすぐ朝の出勤渋滞につかまるものの

ここからこの€1が大きくモノを言うことになり

ナポリの抜け道を知り尽くしたかのような見事なハンドル捌きで

映画の逃走シーンさながらのはらはらドキドキの連続

おかげで予定よりもずいぶん早く中央駅へ到着できて思わずブラボーと

妻に声をかけられたドライバーはニコニコ顔で料金を受け取りました



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観ずにはこの世を去れないナポリの絶景とはいったい

最初の訪問時は小高い丘から見下ろすヴェスビオ山をバックにした町の光景かと

そう信じて疑わなかった私でした

今回サンタルチア湾を目前の立地に佇むホテルのバルコニーに立ったとき

湾へ突き出すあの要塞の頂から眺める景色が無性に観たくなったのでした



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欧州南北縦断紀行 [旅の抽斗]


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GW明けの帰国後も用事で急遽大阪へ行ったりしたため

旅行記の投稿になかなか取りかかれませんでしたが

それでも母の日を墓前で過ごせたので結果はオーライでした



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今回は欧州の街二ヵ所をベースキャンプとした旅

以前同行したツアー旅行者間で好評だった北欧ヘルシンキ経由を利用し

次の経由地南欧ローマへ入りさらにその南を鉄道で目指すというものです

好評の理由は乗継時間の短さと最終目的地までスルーな預入荷物

いままで夜中近くのチェックインだったローマのホテルへも

現地の夕食時間には辿り着けるというオマケつきです



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Fin Airがワンワールドに加盟したことで日本発欧州ツアーにおいて

JAL直行便がない場合このヘルシンキ経由ルートの使用頻度が高まり

GWと相まって多くの観光客で満席状態となっていました

特にシニアカップルの姿が多く見受けられ

Air&Hotel形式での自由旅行動が増殖中とのことです



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鉄道移動と現地ツアー参加の味を完全に占めている私たち夫婦も

ローマのベースキャンプ・ホテルに大きな荷物を残し

二泊分を引っ提げ4年振りのナポリで一泊

そして現地ツアーに参加して妻のいたっての希望地

アルベロベッロでもう一泊してローマへ戻るというコースを

旅前半のハイライトとしました




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休息のためのブレイクでローマにて二泊したのち

空路フィンランドのヘルシンキへ戻って一泊

翌日はこれまた現地ツアーに参加し大型豪華フェリーで

対岸の国エストニアの首都タリンへ後半ハイライトの日帰り旅行です

翌帰国日は夕方の便だったのでチェックアウト延長を願い出て

空港へ向かうまで目一杯ヘルシンキ市内観光も楽しむことにしました



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妻のアルベロベッロ行きリクエストをここまで膨らませたプラン

我ながらよくできましたと褒めてやりたい気持ちです

二十数年前にヴェニスやトリエステから見たアドリア海を久し振りで眺め

そのすぐ隣の国スロベニア出身でオーストラリアからの単身旅行者と

タリン観光ツアーで知り合い仲良くなったのも何かの縁

初夏の南イタリアの陽気を楽しむ傍ら粉雪舞うヘルシンキをブルブル散策と

まこと出会いと話題満載の欧州南北縦断紀行、ぼちぼちいきます



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