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時をかけるおっさん [旅の抽斗]



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タイムマシンが存在するならきっとこんな空間を旅するのだろうな
妄想を膨らませれば賢島だって異次元の世界になり得るんだ
一瞬そんな不思議な気持ちにさせる今回の宿は筒井康隆ワールドならぬ
売り出し久しい某有名シェフが冠のオーベルジュです


英虞湾を望む高台に佇むリゾートホテルの売りはもちろん
地場の食材をふんだんに使った料理です
春夏は黒アワビ、秋冬は伊勢海老がフルサイズのメインとなるコース
全体的に上品な味とボリュームに納まっての登場です



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12時チェックアウトはのんびり・ゆったり感を満喫してもらうための演出
内風呂に浸かりながらボケーと英虞湾を眺めれば最高だったんでしょう
しかし、そこは人を眺めて観察することをこよなく愛す私としては
寄らいでか、と見過ごすことができないあの場所目指し早めのチェックアウト


得々きっぷで途中下車したのはレトロ感満載の宇治山田駅
再びフリーバスで下車したのは猿田彦神社前です
ここから1キロ弱、内宮まで続くおかげ横丁で昼食兼ねての散策
外宮参道とは打って変わった賑わい様はさすが内宮の貫禄です



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伊勢の町を歩くと目に付く笑福万来のしめ飾りは年中ぶら下っています
縄の中央に橙がくっつき袴が短くなると大阪スタイルになったのかな
ここに来たら外せない伊勢うどんにてこね寿司
腰のなさはどうやら妻好みで、私はやっぱり讃岐派かなぁ


土産物の仕込みを済ませ内宮前に着たらそろそろご帰還の時間です
100円で操縦できるHOゲージ・ジオラマのビスタカーに後ろ髪をひかれつつ
この日もあちこちで目立った正体判明の不思議な女子たちへの興味も薄れ
車内で帰り便を1時間早めるのに成功したのちは
ただただ午後のほろ酔い気分で旅の余韻を楽しむのでした



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近鉄特急に乗って [旅の抽斗]



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伊丹行始発に搭乗する時は午前3時30分に起床して準備するものだから
長い長い一日は大阪寿司のごとくしっかりパックされた今回の旅には持って来いです
8時半には始発駅上本町ですべての切符を交換入手完了ですから
280マイルの羽田・伊丹間が大変身近に感じられるとともに
改めて大阪での移動の便利さを実感できるのです


前号でご紹介した¥6,600得々きっぷをフルに活用した旅
伊勢市駅までのガラガラ特急乗車でスタートを切りました
しかし、最初の停車駅の匂いだけでご飯が食べれるという鶴橋に着くや否や
アッという間に車内は満杯状態となってしまった恐るべし近鉄
ええじゃないかお伊勢参りは今もしっかりと健在のようです



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さて、伊勢市駅と言えばお伊勢参り皮切りの外宮でありますが
私たちが向かった先は手前参道にあるお肉屋さん経営の支店食堂
時にまだ11時でしたがお腹はすでにグーですから躊躇なく入店です
ここで妻が食べたかったという上牛丼と名物コロッケで早ランチ
お目当ての東京支店のステーキ風牛丼とはどうやら違っていたそうですが
伊勢牛がたっぷり乗っかったオーソドックスな牛丼でした



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3時30分発賢島行特急に乗るために残された時間は限らています
移動時間を考慮するとマニュアル通り参拝するのはちょっとリスキーかも
よってここは逆張り内宮ファーストで大御神を押さえることにします
フリー券で外宮-内宮間をシャトル運航しているバスに乗車で出発進行


外宮に比べ一挙に人口密度が高くなった内宮にはすでに人の波です
老若男女という表現はしっかり当てはまるもなんとうら若き女子の多いこと
巣鴨を想像している方々は今すぐ鎌倉にそのイメージを変更されたし
残暑厳しい中も信心深き日本人の参拝作法を垣間見ると
いかにこのお伊勢参りが特別なものなのか直ぐに理解できます



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式年遷宮を挟んで5年ぶりの参拝をしっかりフルコースで済ませ
おかげ横丁には目もくれず再びシャトルバスにて伊勢市駅へと戻ります
まだ小一時間ほど余裕がありましたのでそれならと外宮前で下車して駆け込み参拝
やれば出来るものだとホームにて余裕の特急待ちでした


とここで伊勢市駅に着いた頃から妙に気になっていた特殊な二人連れの女子軍団
何が妙かというとお揃いの服着てやけに化粧がキツくましてや未成年風
はて?新手のええじゃないかお伊勢さん参りなのかと考えるも答えは出ず
ホームや車内、はたまた宮内に出没している奇妙な女子たちの観察は続きましたが
バスが途中五十鈴川駅に立ち寄った時、ようやく喉元の小骨がスッキリ取れました



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駅前に居るわ居るわのケッタイな少女たちとそれに劣らない臨時バス軍団
バスに書かれた行先を早速検索してみるとこれがなんと


Hey Say Jump 全国ツアー


かなり遠出して来ているのは明白な未成年も多くいるだろうにジャニーさん
でも、ここまで来れたのだからネットで騙されたわけではなさそうだから一安心かな


思わぬ観察対象出現で重くなってくるはずの瞼も全開での賢島行車内
伊勢市→宇治山田→五十鈴川と特急でも各駅な伊勢エリアですから
結構な車内混雑は五十鈴川下車組だと直ぐにわかり
案の定停車と共にぞろぞろと下車していくと間もなく発車の知らせが


と、それにやっと気付いたのか慌てふためきながら通路を駆け出す二人の少女
乗り込んできた乗客に行く手を阻まれ身動きが取れません
おまけに驚いたことに一人は松葉杖をつくのを忘れてるのか宙に浮いてる!!
友達にLineで自慢しまくっていたのですっかり下車するのを忘れたのでしょう


無情にも電車は次の停車駅の鳥羽まで10分ほどの快走


デッキで二人は通りかかった車掌さんに事情を説明していたようで
さて、車掌さんはどんな対応をされたのか?


ええじゃないか! ええじゃないの?


明日から一泊の出張です


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楽園に思ふこと [旅の抽斗]



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友人のシニア就職というスクープが突然舞い込み
偶然その様子を間近で観察できる機会にも巡り会えた今回の旅
特別何することもなくスパのハワイアンマッサージリラックスしたり
炎天下の思いでの学び舎を巧みに日陰伝いに散策したりと
カメラ片手の割には100枚にも満たない撮影で早めの夏休みは終了しました


最終便を使ってもホテルのチェックインには時間を持て余してしまうハワイの旅
フロントデスクまで足を運べば貰えた観光客用のベタなウェルカム・レイ
ベルデスクに荷物を預けてさっさとそのままランチへ出てしまったので貰えず仕舞い
この日は何故か満員御礼状態でベルスタッフの対応も手抜き丸出し
私がお初のホテルの第一印象は残念ながらブーでした



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ブーついでにもう少しぼやかせてもらいますと
部屋の洗面所にあるはずのアメニティーがシャンプー&リンス意外ありません
御用の節はサービスダイヤルへどうぞなんて書いてあるから早速電話するも応答なし
幸いハウスキーパーのPちゃんが外にいたので直接リクエストを伝えます
女性用一式に体重計を部屋へ持って来ておいてねと


翌日友人と飲んだ時「アメニティー、無かったろ?」と言われ
現在はそういうことになってるんだと変に納得でした
でもね、一応名の通ったホテルだったからまさかと思いつつも
この国ではやっぱり言ったもん勝ちで沈黙は即不利益に繋がるんだと今更再認識です



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それともう一つ妙に気になったのがチップを貰おうとしないスタッフでした
日本人はくれないから端から期待していないよと言われてるようで
白人宿泊客に負けないくらいの日本人客がそうさせているのだなと確信
どうぞ、と幾度か差し出す場面で「えっ!?」という反応には驚きでした


最後に、私のハワイアン・コレクションの大半を占める贔屓の大御所デュオ
The Brothers Cazimero
何処かでライブでもやってないかなと用事のついでにコンシェルジュに尋ねてみます
彼女本当に彼らを知らなかったようでネット検索してもらったところ
なんと弟のローランド氏がこの日に亡くなっていたという衝撃的ニュース画像でした
享年66歳、大きな座布団の上に胡坐姿でオベーションの12弦を奏でるあの姿



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滞在したホテルの115周年記念で3月に単独ライブをやったそうで
そんなホテルに私がいるというのも何かのめぐり合わせなのか
まことに奇妙な気分となって3月に来ればよかったのにと後悔でした
1976だったかクリスマス・コンサートのアルバム(レコード&CD所有)が大のお気に入りです


Ku`u Ipo I Ka He`e Pu`e One

アルバムの中の一曲、歌詞の内容はともあれ旋律の美しさと二人のハーモニーは
あちこちで沢山見かけた初々しいカップルの新たな門出にはピッタンコな曲
私は昼食後の瞑想VRでハワイ旅シェスタのBGMとして重宝しています


八月、お終いです


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Subtotal Recall [旅の抽斗]



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車を借りなかったので行動半径にはかなりの制約が発生するも
そこは勝手知ったる第二の故郷ですからThe Busを屈指して頑張ってみました


最終日は朝から妻と別行動をとることにし向かった先は懐かしの母校
ワイキキ・クヒオ通りのバス停から#13に乗車しダイヤモンドヘッド方向へ
バスはハワイ大マノア校キャンパスをぐるりと周回して再びワイキキへと戻ってきますから
帰りもキャンパス内に5つほどあるバス停から同じ13番に乗ればいいのです



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当時はクォーター(25セント)だった運賃も今では$2.5へと跳ね上がること実に10倍
為替レートに2.5倍以上の大きな違いこそあれどかなりの値上げに違いありません
その分車体は内外装とも大変綺麗になり、おまけに全車エアコン完備と大変身


Lower Campusで下車し真っ先に向かったのはBookstore
平日なら午後も営業している大学生協です
教科書・教材・文具はもちろんロゴ入りグッズも豊富に揃ってます
それにここはなんと言ってもタックスフリーなので観光客にも優しいのです



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お得と言えばもう一つ、同じ建物内にあるメインのカフェテリアを忘れてはいけません
ここは友人たちと過ごすことの多かった場所だけに格別の思い入れがあります
すっかり様相とシステムが変わってしまったため一瞬の戸惑いは隠せなかったものの
飲み物と合わせたプレートランチが$10でたっぷりお釣りが返ってくるところなど
為替レートを加味すれば当時とあまり変わらない値段に大満足でした


別の日のランチには激しいスコールの中、妻お気に入りの店へ海沿いルートのバスで
カピオラニ通り&ワード通りのジャック・イン・ザ・ボックス隣にある韓国料理店に
山側ルート近道の行き方を忘れスコールの合間を縫って歩く羽目になりました
$10は値上がってしまったというカルビ・チム定食(現在$22)が食べたかったそうで
それでも味とボリュームは申し分なしでわざわざ来た甲斐があったというものです



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さて、晩御飯となると昔懐かしいお店は遠の昔に姿を消してしまい
当時敷居と値段が高すぎて入店不可だったワイキキのフレンチや海鮮レストランとステーキ屋に
アラモアナ近くのモイリイリにあるハワイアン、それにダウンタウンのお寿司屋くらいなもので
あとは洋の東西を問わずいろんな店が出現しては消え去っての繰り返しです


ワイキキにリニューアル登場したところへ行ってはみたものの
手を加え過ぎた料理をこジャレタ店内で提供するスタイルの店ばかりで食傷気味に
オーソドクッスに塩・胡椒でステーキが食べたいとビーチウォークの人気店を予約
400gのテンダーロインにサワークリームとねぎが乗っかったベイクドポテトをガッツリ完食
所変われば胃袋も豪快になるのだと旨いナパ・ワインとともに堪能するのでした



ネタ切れで下手なものに散財するくらいならローカルの日本食がお勧めです
アラモアナエリアから山側へ行くと予約で一杯になるお店がけっこうあって
質・味・値段とも物価高のホノルルにあってはリーズナブルのラインアップです
ハッピーアワーなんかもやってますから早目のスターターには嬉しいサービスですね


久しぶりの記事は中途半端な記憶に基づくホノルルの食レポとなってしまいました

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Resort Fee [旅の抽斗]



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いつから徴収し始めたのか「リゾート・フィー」なる追加料金
一泊に付き税別$33は何のため?


日本ではいま宿泊税を別途徴収しようかと検討が開始されたようですが
どうやらこのリゾートフィー、米国のリゾート地では以前から徴収開始されており
一方的に宿泊客が負担するのではなく
ホテル毎に金額ともれなく付帯するサービスが異なるという施設料みたいなもの



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今回滞在したこのホテルの場合の内容が意外に濃くその一部を紹介しますと

- 市内、米本土長距離、国際すべての電話かけ放題
- モーバイルWifiルーター滞在中無料貸し出し(数量限定)
- ホテル・バレット駐車$10ディスカウント
- スパ・エステ10%引き
- ホテルオリジナル・トートバッグプレゼント

出発前に貸出し満杯で予約不可だったルーターの存在は特に有り難く
小さく書かれた説明書をチェックイン早々に読んだのが正解でした



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ただの税金だと導入にかなりの抵抗が予想されるところを
各ホテル毎に趣向を凝らし少しでも宿泊客にお得感を持たせつつ
しっかり頂くものは頂いてしまうといういかにもアメリカらしい方法で
日本も見習うところはありそうなので検討の価値はありますね


滞在したこのホテルは米国SPGグループのひとつですが
同じ系列のシェラトンやロイヤルハワイアンとはサービスの内容が異なり
説明書きを読み比べただけではモアナサーフライダーに軍配が上がりました
ツアーでも宿泊するホテルによってはこのリゾート・フィーが徴収されるでしょうから
出発前に旅行会社へ内容を確かめてみることをお勧めします



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国際電話に関しては正直言うと半信半疑だったので
試しに妻がかけてみたところ確かに¥0でした
通常ホテルから日本への通話は馬鹿高く携帯でもかなりの金額になってしまいますから
メールではなく直接日本へ声を届けたい人には嬉しいサービスです


アメリカでは何事も言ったもん勝ちだということを改めて認識した今回の旅
このリゾート・フィーなるものから何の享受もなく帰国してしまう観光客
結構存在するでしょうからこのサービスの収支真っ黒に違いありません

タグ:Resort fees
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Kaimana Hila [旅の抽斗]



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珍しく座ると即効眠ってしまったみたいで
一瞬自分がどこにいるのかわからなくなって
直ぐに機上の民だったんだと我に返る
出発が午後10時ということもあって夕食はラウンジで済ませ
ほろ酔い気分で乗り込んだら疲れがドッとやってきたというわけです


夢のつづきは現地でと向かった先は写真のとおり
いまだ人気衰えずと一日4便が成田から就航し
これに大阪と中部から各一便を足すと何と6便もあるのです
おまけに9月からはコナ直行便が復活でなんとプラスワン
ANAがエアバス380でガチンコ勝負にくるのも無理はなしです


搭乗便を一番早い7時台にしておけば夕食を犠牲にしなくてもよかったのにと
ラウンジの中トロが赤味に代わってしまって残念な思いをしたのと合わせ
次回ホノルルへ向かう際は絶対そうしようとしっかり学習し
シャンパン一杯いただいただけで映画も観ずに横になりました


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機材と座席の大刷新により快適性が数段増したのか珍しく寝てしまった私
空腹で目が覚めたので朝食はしっかりといただきました
改めて周りを見回すとシニア夫婦と母娘のセットの多いこと
そして夏休み直前だというのにもう家族フル面子はいつもの光景です


ダニエル・K・イノウエ国際空港と改名されていたので
てっきり空港自体もリノベーションされているのかと思いきや
ターミナルや入国管理とバゲージエリアは昔のまま
おまけに審査を待つ大行列は本当に初めての体験で
その内訳は日本人が大半だったというのも驚きでした
ちなみに私にはジョージ・アリヨシさんのほうが馴染み深いのですがね



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暑い!と思わず叫びそうになる真夏のハワイへの第一歩
でも日本との決定的違いはその湿度の低さだったと
日陰へ退避すれば直ぐに心地よい偏西風に包まれながら実感です
湿度が低くなれば37℃でも結構耐える自信はありかと一昨日の横浜でした


今回は前回よりもう一歩踏み出しまったくレンタカー無しのんびり旅と称し
6泊中の移動は特典のフリーと市バスの共用で過ごしてみることにしました
最初と最後だけタクシーでワイキキのお宿へ向かいます
事前にこの特典で申し込めばチップ・荷物代込み込み$35で
往路のみですが利用できたのをうっかりミスでした
JAL便を個人利用される時はJaloaloカード申請を忘れずに

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旅の宿 [旅の抽斗]



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線路は続くよロビーまで

二年半前のナビだと名称では検索不可だったので住所で登録
まもなく目的地周辺ですの音声ガイドで徐行開始し辺りをキョロキョロ
かなり大人しく控えめな宿の看板を発見して取り付け道路を中へ入って行きます



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程なくスタッフのお兄さんのお出迎えで駐車場から何やら待合室らしき所へ
なるほど、これと似たものは浅間山の山中で見たことがありました
でもこっちの方が垢抜けた来客専用の自動運転ケーブルカー
宿のロビーすぐ横が最初で終点の駅、星野リゾート 界 鬼怒川です



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宿の再生請負人は既に過去の呼び名となり
国内外ホテル業界の風雲児となった現在は
時として突拍子もない発想を展開させてしまうMr.H
記憶に新しいところでは大阪はあのディープな新今宮に
ホテルをおっ建てるでぇとプレス発表を行いましたね



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ご当地ならではの文化・工芸・食などを楽しんでもらうというのが基本コンセプト
益子焼、藍染め、組子、地酒にたまり漬けなどが今回の宿で登場します

となれば新今宮に建つ宿を彩るご当地とは何なん?

定番の作務衣の寛ぎ着が茉麻のシャツにステテコ&らくだの腹巻に変更
夕食は串かつ、ホルモン、たこ焼きのフルコース
100%通天閣ビューの名物2度浸かり禁止ビリケン露天風呂

こんな宿なら一度は泊まってみたくなるその名も「怪 新世界」



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そんなアホな空想を朝から部屋の露天風呂でしでかしながらリラックス
前夜は大浴場を利用し湯上りには地酒の試飲を楽しみ
食事処で地元食材を取り入れた和食コースで本飲でした
益子焼のリードと壺ドラムでスタッフによるミニコンサートが終ると
鬼怒川もどっぷり夜のしじまの真っ只中となります



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チェックアウトは正午とたっぷり、のんびりと過ごせる宿
父の日という事もあってか家族連れが目立ったロビーに立ち
やっぱり10時には退館してしまってた日本人の性



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混雑を避けるため有名処は端から外して近場で散歩観光です
廃業したホテルや旅館が目立つ斜陽な鬼怒川温泉にあって
朝から駅前にある特設ターンテーブル前に大勢の人だかりができます
名物SLが間もなく到着という鉄分不足の方々でした



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新設されたのであろう吊り橋で鬼怒川を跨ぎ展望台と滝を鑑賞した後
パンパンに張ったふくらはぎを気にしながら土産物屋と昼食処を探します
宿のスタッフから駅前に2~3軒はあると聞いていましたが
本当に3軒しかない鬼怒川温泉駅前でなぜかパスタを食べる私達でした



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総走行距離およそ450㎞の一泊温泉旅行
四半期に一回は来れればいいねとサービスエリアで休憩し
栃木に来たらやっぱり餃子かな?と、玉ちゃんを購入
後日美味しくいただきました


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日光を見ずして〇〇と言うなって? [旅の抽斗]



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改修総費用12億円をかけ日光東照宮陽明門が新しくなったというので
二年半ぶりで国内温泉一泊旅行を先々週末突如決行しました
宿を初めての鬼怒川温泉にして東照宮狙いオンリーの旅です



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途中佐野に寄り道してきたにもかかわらず余裕で日光市内到着
しかし、36年ぶりの日光は一筋縄ではいきません
夕方にもかかわらず東照宮駐車場へ向かう道は東武日光駅手前から大渋滞
すっかり変わってしまった駅前近辺の風景を眺めながらのノロノロ走行です



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それにしても世界遺産登録で益々パワーアップした感のある東照宮
世界各国からの観光客を惹きつけて止まないその集客力に脱帽です
1,300円の拝観料が高いか安いかなんてここまで来て言う人はまずなく
有無を言わさず陽明門からどんどん観光客を吸い込んでいく徳川パワーは凄い



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最近奥宮の守り神?の眠り猫が薄目を開けているさあ大変と小さな記事になってました
寝たふりしながら来観者の往来をチェックしてると考えれば当然かも
なにせ家康公をお守りせねばなりませんのでね
皆さんこぞってパチパチしてやってましたが果たしてその仕上がり具合や如何に



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唐人門があるほど中国の影響も大きい東照宮ですが
風水もしっかり取り入れられているのか
全体的にどこか神秘的でかつ力強い気が感じられた気分でした
陽明門のすぐ傍には鳴き龍もいますからなおさらです



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不思議な音の共振現象を観察して外へでるといつのまにか人の気配も疎らになって
皆さん駆け足で今宵の宿へと向かわれたのでしょうか



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東照宮周辺や中禅寺湖畔、鬼怒川に川治そしてちょっと外れて湯西川と
宿泊場所選定には充分すぎる選択肢をもつ日光ですが
決行間際の予約ともなるとちょっと事情は違ってきてしまいます

妻が以前から一度試し泊まりしてみたかったというあのお宿の系列を
鬼怒川でなんとか捕まえることができたので訪ねてみることにしましょう

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北欧開拓の足掛かり [旅の抽斗]



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東京行きは夕方の出発なのでチェックアウトを14時まで延長してもらい
朝食後すぐにヘルシンキ市内観光へ出かけます
フロントデスクの親切なお兄さんから見どころ情報と地図をゲットして
どんよりとした空模様の中あるったけの防寒装備で出発



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案の定、空から白くて細かいものが落ちてきて寒さも倍増
5月の雪はここでも珍しい現象だという事でした
流石というか乾雪だから濡れる心配はありません



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ムーミン、marimekko、かもめ食堂

ラップランドやオーロラ以外に頭に浮かぶであろうフィンランド代表選手
それよりもぜひ訪ねるべきだという3ヵ所に絞り歩行開始です
それにしても顔を刺すように容赦なく吹く北欧の北風はチメタ過ぎます



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まず最初に向かったのは岩の教会テンッペリアウキオン・キルッコ
岩盤をくり抜いたスペースをドーム屋根で覆った近代建築の教会です
外から見ていて誰も教会だと気づけない風変わりな建物内は
暖房が効いていないにもかかわらずとても暖かいのです



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外の寒さを考えるともう少しじっと座っていたかった教会を後にし
次なる目的地への経由スポットであるヘルシンキ中央駅へ向かいます
5月ではあるもののこの天候では道行く人も疎ら
唯一、地図を片手のアジア系観光客はここヘルシンキでも逞しく行動します



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イタリアやフランスの主要駅に比べるとかなりコンパクトな造り
鉄道網がさほど発達していないお国柄ですから仕方のないこと
駅構内の雰囲気も鉄道ターミナルというよりビルの商業施設のようです
ヴァンダー空港線もこの駅を利用します



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地図構成はそれほど複雑ではない街にもかかわらず
ちょっとした読み違いで大きく遠回りしての第2目的地到着となります
本来なら駅正面玄関からショッピング街アレクサンダー通りと
初日夕食時に歩いたこの街屈指のこれまた買物通りのエスプラナディを経由すれば
ものの15分ほどで着けたところをなんと小1時間もかけてしまった手痛い時間ロス



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北欧最大のロシア正教寺院ウスペンスキン・カテドラーリ
港の傍の小高い丘のてっぺんに威風堂々とそびえ立つ教会です
王朝時代の流れを引き継ぐのか絢爛豪華な装飾が施された内部
対照的にその場に流れる空気は極めて厳粛なものでした



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道を間違えたおかげで港湾都市ヘルシンキの一面も覗くことができ
大変短い夏の到来を待ち望むかのようにヨットやクルーザーが係留されています
近くのエテラ港からは市営のフェリーで世界遺産のスオメンリンナ島まで15分
かつてのスウェーデン統治時代の対ロシア軍事要塞跡として保存されています



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エテラ港前には賑やかなマーケット広場が広がり
道を挟んで正面にはヘルシンキ市庁舎がどっしりと構えています
とここで最後のランチタイムを取ろうと一軒の屋台へ
サーモン・クリームムニエルの他にもう一つの名物肉団子をオーダーし
併設のテント内で食べる頃には少し暖かくなってきたようでした



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パッケージツアーではまずありえないルートと内容の旅でした
初めてのFin Airで黒皮手袋の金髪CAさんにも遭遇し
ヘルシンキという新たな経由地を開拓できた今回の旅での収穫は
今後の計画に大いに役立てることができそうです



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総じて物価高なヘルシンキですがホテルだけはそうではないようです
そしてITインフラの発達はさすが王国フィンランドということで
ヘルシンキのWiFi環境は世界でも群を抜いているのではないでしょうか
滞在したホテルにはどうやら米国シリコンヴァレーからの出張族と思しき
実に多国籍なそれ風の男女が大勢宿泊していました



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- marimekkoファンへのおまけ情報です -

現地価格は日本のデパートと大差なかったというのがリサーチ結果です
ただし、Tax Freeというメリットを生かすという手はあります
ちなみに手続きは割と簡単でしかもサービス会社によっては
帰国後一週間以内にカード口座への返金がありました

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デンマーク人の城という意味の町 [旅の抽斗]



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おとぎの国や美人天国などと形容されてきたエストニア
帝政ロシアやスウェーデン、大戦時のドイツにソ連と
占領統治の歴史を潜り抜けようやく独立そしてEUの一員となり
今日に至ってはIT先進国としてもその名を全世界に轟かせています



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首都タリンはその昔デンマーク人によって造られた町で
中でも世界遺産の旧市街地は現在も数奇な歴史の変遷と
どこかメルヘンチックな雰囲気を残します



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公用語はエストニア語でその他フィンランド語やロシア語に英語
歴史の産物として国民の語学能力は非常に高いレベルにあります
タリンだけを見てもエストニア人の他多くのロシア人も暮らしており
ヘルシンキと相通じるものがたくさん存在します



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物価が非常安いタリンは先の免税百貨船以外に
フィンランドからの買出し隊のショッピングスポットになっています
アルコール以外にタバコや食料品、衣料品などを買い求め
一緒に乗船させた車で持ち帰るというパターンです



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桟橋出口で待ち合わせた現地女性ガイドに合流すると
他にもう一組の日本人夫婦と豪州人男性の計5人のツアーと判明
早速お迎えのミニバンに乗車し出発進行です
ちなみにドライバーさんはガイドの旦那さん、夫婦船でしっかりお仕事です

最初の目的地到着までの間ガイドさんの歴史解説には非常に力がこもり
やや政治色の強さが垣間見えましたが如何せん独立を果たしてまだ26年
幼い目で激動のシーンの数々を目撃してきたであろう彼女には
我々外国人に語らずにはいられないという衝動が抑え切れなかったのでしょう



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エストニアは「歌の国」としても有名で5年毎に歌と踊りの祭典が催されています
その会場となるタリン音楽堂はこの国の独立と深い関係があります
歌による革命とも称される独立運動の魂は現在に至ります
よってエストニア人を語る時は必ず歌がセットとなるそうです



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ヘルシンキやサンクトペテルスブルグと並び称されるタリン
そのロケーションの重要性で古くから経済的にも発展してきました
ハンザ同盟の一員としてしっかりと地位確立され
その歴史的意義を解説した記念館がオールドタウンにあります



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他国による統治は人々と密接な関係にあるはずの宗教にも影響を与えてきました
長年にわたるロシア帝政時代にはロシア正教や
ドイツを源とするプロテスタントの福音ルター派(ルーテル教会)が主です
ただ意外にも歌をこよなく愛するエストニア人の信仰心はさほど強くはないそうです



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旧市街地は小高いトームペアの丘を石の城壁でクルリと囲まれている
中世の要塞とその麓に栄える商業地区の名残です
ちょっと遅い昼食を挟み帰路の集合場所をガイドさんと確認したのちは
自由行動となったのでできるだけ細部にまで歩を進めてみることにしました

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なだらかな坂道を下ってくると当時の商業の中心であった旧市庁舎広場に出ます
広場を囲むように所狭しと建物が並びどこかドイツを思わせる光景です
タリンはザッハトルテをはじめスウィーツでも有名なのです


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ハンザ同盟による交易で取り扱われた商品は展示室に飾られており
実に多品種が世界各国から集められていました
広場の一角にあのユニコーンの角が保存されているという古い薬局があり
入場を試みたところ残念ながらすでに閉館時間を迎えていました

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ヴィル門が見えてきたらそろそろ旧市街地とはお別れです
門のすぐ手前の城壁沿いにズラリと編み物屋台が並び
セーターの壁とも呼ばれているようですが残念ながら休業でした
エストニア・フォークロアな柄やムーミンのセーターが売られているそうです

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門の前にある大きな交差点を反対側へ渡ると集合場所のホテルがある新市街地です
約6時間のタリン観光は一応見所を押さえたようです
帰りの船内は夜の便という事もあってか結構空いていて
カフェテリアでゆっくりワインを飲みながら夕食をとることができました

ターミナル出口で同行した他の3人に別れを告げ再びトラムに乗車
今度はホテルのすぐ目の前に停車する路線で安心帰還でした
おまけショットでこんなものも城壁の中にしっかりとありました
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有形世界遺産の中の無形世界遺産
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ご当地物価の大切なバロメーター

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