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旅の宿 [旅の抽斗]



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線路は続くよロビーまで

二年半前のナビだと名称では検索不可だったので住所で登録
まもなく目的地周辺ですの音声ガイドで徐行開始し辺りをキョロキョロ
かなり大人しく控えめな宿の看板を発見して取り付け道路を中へ入って行きます



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程なくスタッフのお兄さんのお出迎えで駐車場から何やら待合室らしき所へ
なるほど、これと似たものは浅間山の山中で見たことがありました
でもこっちの方が垢抜けた来客専用の自動運転ケーブルカー
宿のロビーすぐ横が最初で終点の駅、星野リゾート 界 鬼怒川です



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宿の再生請負人は既に過去の呼び名となり
国内外ホテル業界の風雲児となった現在は
時として突拍子もない発想を展開させてしまうMr.H
記憶に新しいところでは大阪はあのディープな新今宮に
ホテルをおっ建てるでぇとプレス発表を行いましたね



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ご当地ならではの文化・工芸・食などを楽しんでもらうというのが基本コンセプト
益子焼、藍染め、組子、地酒にたまり漬けなどが今回の宿で登場します

となれば新今宮に建つ宿を彩るご当地とは何なん?

定番の作務衣の寛ぎ着が茉麻のシャツにステテコ&らくだの腹巻に変更
夕食は串かつ、ホルモン、たこ焼きのフルコース
100%通天閣ビューの名物2度浸かり禁止ビリケン露天風呂

こんな宿なら一度は泊まってみたくなるその名も「怪 新世界」



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そんなアホな空想を朝から部屋の露天風呂でしでかしながらリラックス
前夜は大浴場を利用し湯上りには地酒の試飲を楽しみ
食事処で地元食材を取り入れた和食コースで本飲でした
益子焼のリードと壺ドラムでスタッフによるミニコンサートが終ると
鬼怒川もどっぷり夜のしじまの真っ只中となります



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チェックアウトは正午とたっぷり、のんびりと過ごせる宿
父の日という事もあってか家族連れが目立ったロビーに立ち
やっぱり10時には退館してしまってた日本人の性



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混雑を避けるため有名処は端から外して近場で散歩観光です
廃業したホテルや旅館が目立つ斜陽な鬼怒川温泉にあって
朝から駅前にある特設ターンテーブル前に大勢の人だかりができます
名物SLが間もなく到着という鉄分不足の方々でした



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新設されたのであろう吊り橋で鬼怒川を跨ぎ展望台と滝を鑑賞した後
パンパンに張ったふくらはぎを気にしながら土産物屋と昼食処を探します
宿のスタッフから駅前に2~3軒はあると聞いていましたが
本当に3軒しかない鬼怒川温泉駅前でなぜかパスタを食べる私達でした



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総走行距離およそ450㎞の一泊温泉旅行
四半期に一回は来れればいいねとサービスエリアで休憩し
栃木に来たらやっぱり餃子かな?と、玉ちゃんを購入
後日美味しくいただきました


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日光を見ずして〇〇と言うなって? [旅の抽斗]



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改修総費用12億円をかけ日光東照宮陽明門が新しくなったというので
二年半ぶりで国内温泉一泊旅行を先々週末突如決行しました
宿を初めての鬼怒川温泉にして東照宮狙いオンリーの旅です



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途中佐野に寄り道してきたにもかかわらず余裕で日光市内到着
しかし、36年ぶりの日光は一筋縄ではいきません
夕方にもかかわらず東照宮駐車場へ向かう道は東武日光駅手前から大渋滞
すっかり変わってしまった駅前近辺の風景を眺めながらのノロノロ走行です



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それにしても世界遺産登録で益々パワーアップした感のある東照宮
世界各国からの観光客を惹きつけて止まないその集客力に脱帽です
1,300円の拝観料が高いか安いかなんてここまで来て言う人はまずなく
有無を言わさず陽明門からどんどん観光客を吸い込んでいく徳川パワーは凄い



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最近奥宮の守り神?の眠り猫が薄目を開けているさあ大変と小さな記事になってました
寝たふりしながら来観者の往来をチェックしてると考えれば当然かも
なにせ家康公をお守りせねばなりませんのでね
皆さんこぞってパチパチしてやってましたが果たしてその仕上がり具合や如何に



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唐人門があるほど中国の影響も大きい東照宮ですが
風水もしっかり取り入れられているのか
全体的にどこか神秘的でかつ力強い気が感じられた気分でした
陽明門のすぐ傍には鳴き龍もいますからなおさらです



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不思議な音の共振現象を観察して外へでるといつのまにか人の気配も疎らになって
皆さん駆け足で今宵の宿へと向かわれたのでしょうか



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東照宮周辺や中禅寺湖畔、鬼怒川に川治そしてちょっと外れて湯西川と
宿泊場所選定には充分すぎる選択肢をもつ日光ですが
決行間際の予約ともなるとちょっと事情は違ってきてしまいます

妻が以前から一度試し泊まりしてみたかったというあのお宿の系列を
鬼怒川でなんとか捕まえることができたので訪ねてみることにしましょう

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本心 [独り言の抽斗]



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イタリア・フィンランド編の前に書いていたソウル編にて
お伝えしてなかったもう一つの話題をお届けします

5月の時点で早くも1,000万人を突破している外国人観光客のなかでも
韓国人と香港人の伸びが顕著だとは日経新聞の記事です
現在の日韓両国関係を背景にするととても信じがたい事実であり
そもそも韓国人は本当に日本のことが大嫌いなのか?
私にとって素朴かつ大きな疑問の何物でもありません



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初めて韓国へ行ったのは韓流ブームが巻き起こるずっと前の話で
当時は少々恐ろしい目に合うことも覚悟の上の旅でした
しかし、それも単なる取り越し苦労で終わるだけではなく
逆に好印象を持って帰ってくるというのですからこれはもう驚きでした



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以来5度目となった今回も何一つ負のイメージを持ち帰ることなく
近くて美味い物が食べれるオモロイ国という位置づけを変えることはありません
ソウルの街中を地図片手に立ち止ろうものなら「どうしたの」と声掛けしてくれるし
そうでなくても日本人だとわかると何となくしゃべりたいモードがムンムンのシニアたち
その中でも特にアジュマ(おばちゃん)は積極的にコンタクトしてきます



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- アジュマAさん -


以前記事にもしました市場で体験した不思議テレポーテーション現象
妻の買い物を店先で待っていた私
狭い道の真ん中辺りに居たはずなのに一瞬にして奥へ移動していてビックリ
どうやら店のおばちゃんに持ち上げられ立ち位置の強制変更でした



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- アジュマBさん -


明洞のメイン通りを歩いていた時の事です
誰かが後ろから私の右肩を優しくトントンと叩くので身体ごと振り返ると
屋台を引っ張るおばちゃんが危ないよと言わんばかりに横を通り過ぎて行くのでした
大声で何か言われるか押しのけられるのかと思いきや意外な展開



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- アジュマCさん -


ロッテのデパ地下食料品売り場でこれまた妻の買い物を待っていた時のこと
後ろの韓国惣菜売り場のおばちゃんが何やら私にしゃべりかけてきました
この美味しいケジャン(ワタリガニの醤油漬け)3つ買っていきませんか?
そんなことを言ってるんだなとこちらも結構ですのジェスチャーで返しました
ロッテのデパ地下、阪神風にした方がエエのにと思いながら撤収



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C国が自国民の韓国旅行に口を挟んでいた時期だったので
急激に観光客が減って中国語を話すスタッフは手持ち無沙汰だったとか
売り上げも激減してさぞや大変な状況に置かれてるんだなと同情するも
ある店のおばちゃん店員さん曰くC国人が減って正直助かってると

それよりどうしてもっと日本人が来てくれないのかと反対質問を受けました
お金を落とすのは明らかにC国人の方がダントツ上なのになと
そろそろ本質的な事がしっかり見えてきたんだとちょっとほくそ笑む私でした



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ここ北村は伝統家屋の韓屋を保存する地区で現在も生活する世帯が多く存在します
韓流映画・ドラマのロケ地としても有名なプッチョンですね

帰り際メイン通りは警察機動隊の車両で埋め尽くされすわ何事かとビックリ
無理もありません、目の前があの青瓦台(大統領官邸)でしかも大騒ぎの最中
ひょっとして朴さんの登場もあるのかとしばらく見物していましたが見事に空振り
現在は家主が文氏に代わり再び徐々に波風が立ち始めています



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- 記事中で登場する学校は一世を風靡した冬ソナのロケ地です -
ミニョンとユジンが通った高校という設定だったとか
休みだから入ってもいいよと言われそれでは失礼して



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その他中心的ロケ地だった平昌での冬季五輪はいよいよ来年に迫りました
ちゃんと開催できるのかな、とちーと不安です

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北欧開拓の足掛かり [旅の抽斗]



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東京行きは夕方の出発なのでチェックアウトを14時まで延長してもらい
朝食後すぐにヘルシンキ市内観光へ出かけます
フロントデスクの親切なお兄さんから見どころ情報と地図をゲットして
どんよりとした空模様の中あるったけの防寒装備で出発



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案の定、空から白くて細かいものが落ちてきて寒さも倍増
5月の雪はここでも珍しい現象だという事でした
流石というか乾雪だから濡れる心配はありません



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ムーミン、marimekko、かもめ食堂

ラップランドやオーロラ以外に頭に浮かぶであろうフィンランド代表選手
それよりもぜひ訪ねるべきだという3ヵ所に絞り歩行開始です
それにしても顔を刺すように容赦なく吹く北欧の北風はチメタ過ぎます



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まず最初に向かったのは岩の教会テンッペリアウキオン・キルッコ
岩盤をくり抜いたスペースをドーム屋根で覆った近代建築の教会です
外から見ていて誰も教会だと気づけない風変わりな建物内は
暖房が効いていないにもかかわらずとても暖かいのです



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外の寒さを考えるともう少しじっと座っていたかった教会を後にし
次なる目的地への経由スポットであるヘルシンキ中央駅へ向かいます
5月ではあるもののこの天候では道行く人も疎ら
唯一、地図を片手のアジア系観光客はここヘルシンキでも逞しく行動します



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イタリアやフランスの主要駅に比べるとかなりコンパクトな造り
鉄道網がさほど発達していないお国柄ですから仕方のないこと
駅構内の雰囲気も鉄道ターミナルというよりビルの商業施設のようです
ヴァンダー空港線もこの駅を利用します



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地図構成はそれほど複雑ではない街にもかかわらず
ちょっとした読み違いで大きく遠回りしての第2目的地到着となります
本来なら駅正面玄関からショッピング街アレクサンダー通りと
初日夕食時に歩いたこの街屈指のこれまた買物通りのエスプラナディを経由すれば
ものの15分ほどで着けたところをなんと小1時間もかけてしまった手痛い時間ロス



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北欧最大のロシア正教寺院ウスペンスキン・カテドラーリ
港の傍の小高い丘のてっぺんに威風堂々とそびえ立つ教会です
王朝時代の流れを引き継ぐのか絢爛豪華な装飾が施された内部
対照的にその場に流れる空気は極めて厳粛なものでした



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道を間違えたおかげで港湾都市ヘルシンキの一面も覗くことができ
大変短い夏の到来を待ち望むかのようにヨットやクルーザーが係留されています
近くのエテラ港からは市営のフェリーで世界遺産のスオメンリンナ島まで15分
かつてのスウェーデン統治時代の対ロシア軍事要塞跡として保存されています



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エテラ港前には賑やかなマーケット広場が広がり
道を挟んで正面にはヘルシンキ市庁舎がどっしりと構えています
とここで最後のランチタイムを取ろうと一軒の屋台へ
サーモン・クリームムニエルの他にもう一つの名物肉団子をオーダーし
併設のテント内で食べる頃には少し暖かくなってきたようでした



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パッケージツアーではまずありえないルートと内容の旅でした
初めてのFin Airで黒皮手袋の金髪CAさんにも遭遇し
ヘルシンキという新たな経由地を開拓できた今回の旅での収穫は
今後の計画に大いに役立てることができそうです



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総じて物価高なヘルシンキですがホテルだけはそうではないようです
そしてITインフラの発達はさすが王国フィンランドということで
ヘルシンキのWiFi環境は世界でも群を抜いているのではないでしょうか
滞在したホテルにはどうやら米国シリコンヴァレーからの出張族と思しき
実に多国籍なそれ風の男女が大勢宿泊していました



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- marimekkoファンへのおまけ情報です -

現地価格は日本のデパートと大差なかったというのがリサーチ結果です
ただし、Tax Freeというメリットを生かすという手はあります
ちなみに手続きは割と簡単でしかもサービス会社によっては
帰国後一週間以内にカード口座への返金がありました

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デンマーク人の城という意味の町 [旅の抽斗]



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おとぎの国や美人天国などと形容されてきたエストニア
帝政ロシアやスウェーデン、大戦時のドイツにソ連と
占領統治の歴史を潜り抜けようやく独立そしてEUの一員となり
今日に至ってはIT先進国としてもその名を全世界に轟かせています



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首都タリンはその昔デンマーク人によって造られた町で
中でも世界遺産の旧市街地は現在も数奇な歴史の変遷と
どこかメルヘンチックな雰囲気を残します



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公用語はエストニア語でその他フィンランド語やロシア語に英語
歴史の産物として国民の語学能力は非常に高いレベルにあります
タリンだけを見てもエストニア人の他多くのロシア人も暮らしており
ヘルシンキと相通じるものがたくさん存在します



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物価が非常安いタリンは先の免税百貨船以外に
フィンランドからの買出し隊のショッピングスポットになっています
アルコール以外にタバコや食料品、衣料品などを買い求め
一緒に乗船させた車で持ち帰るというパターンです



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桟橋出口で待ち合わせた現地女性ガイドに合流すると
他にもう一組の日本人夫婦と豪州人男性の計5人のツアーと判明
早速お迎えのミニバンに乗車し出発進行です
ちなみにドライバーさんはガイドの旦那さん、夫婦船でしっかりお仕事です

最初の目的地到着までの間ガイドさんの歴史解説には非常に力がこもり
やや政治色の強さが垣間見えましたが如何せん独立を果たしてまだ26年
幼い目で激動のシーンの数々を目撃してきたであろう彼女には
我々外国人に語らずにはいられないという衝動が抑え切れなかったのでしょう



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エストニアは「歌の国」としても有名で5年毎に歌と踊りの祭典が催されています
その会場となるタリン音楽堂はこの国の独立と深い関係があります
歌による革命とも称される独立運動の魂は現在に至ります
よってエストニア人を語る時は必ず歌がセットとなるそうです



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ヘルシンキやサンクトペテルスブルグと並び称されるタリン
そのロケーションの重要性で古くから経済的にも発展してきました
ハンザ同盟の一員としてしっかりと地位確立され
その歴史的意義を解説した記念館がオールドタウンにあります



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他国による統治は人々と密接な関係にあるはずの宗教にも影響を与えてきました
長年にわたるロシア帝政時代にはロシア正教や
ドイツを源とするプロテスタントの福音ルター派(ルーテル教会)が主です
ただ意外にも歌をこよなく愛するエストニア人の信仰心はさほど強くはないそうです



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旧市街地は小高いトームペアの丘を石の城壁でクルリと囲まれている
中世の要塞とその麓に栄える商業地区の名残です
ちょっと遅い昼食を挟み帰路の集合場所をガイドさんと確認したのちは
自由行動となったのでできるだけ細部にまで歩を進めてみることにしました

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なだらかな坂道を下ってくると当時の商業の中心であった旧市庁舎広場に出ます
広場を囲むように所狭しと建物が並びどこかドイツを思わせる光景です
タリンはザッハトルテをはじめスウィーツでも有名なのです


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ハンザ同盟による交易で取り扱われた商品は展示室に飾られており
実に多品種が世界各国から集められていました
広場の一角にあのユニコーンの角が保存されているという古い薬局があり
入場を試みたところ残念ながらすでに閉館時間を迎えていました

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ヴィル門が見えてきたらそろそろ旧市街地とはお別れです
門のすぐ手前の城壁沿いにズラリと編み物屋台が並び
セーターの壁とも呼ばれているようですが残念ながら休業でした
エストニア・フォークロアな柄やムーミンのセーターが売られているそうです

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門の前にある大きな交差点を反対側へ渡ると集合場所のホテルがある新市街地です
約6時間のタリン観光は一応見所を押さえたようです
帰りの船内は夜の便という事もあってか結構空いていて
カフェテリアでゆっくりワインを飲みながら夕食をとることができました

ターミナル出口で同行した他の3人に別れを告げ再びトラムに乗車
今度はホテルのすぐ目の前に停車する路線で安心帰還でした
おまけショットでこんなものも城壁の中にしっかりとありました
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有形世界遺産の中の無形世界遺産
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ご当地物価の大切なバロメーター

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洋上の免税百貨店 [旅の抽斗]




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北欧は言わずと知れたクルーズの聖地
地中海に負けずとも劣らない大型客船が縦横無尽に航行してます
バルト海を挟んで国境を接する国々との航路も多数設けられており
その中でも最短コースを辿るエストニアの首都タリンへの便は
行き来する両国民にとって特別な存在のようです



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割高なタクシーを避けトラムに乗って桟橋まで行こうと
まずはテクテク中央駅まで歩きそこから€3.2を払って乗車します
ちょうど朝の通勤時間と重なったので車内は結構な込み具合
20分弱で終点のターミナル2に到着です



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やたら早朝集合でなおかつ割高な日本語ツアーを避け
同じく現地ガイドと昼食付きスロースタートの英語版を選択しました
もっとも両方とも現地タリンとの往復は自身でやる事になります
日本で事前に入手したバウチャーを乗船チケットに換えホールへ移動



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10:30発のMegaStar号に乗船



チケットを見る限りクラスの違いはあれど座席は全て自由だなどと
初めての体験に少々胸躍らせながら出発までの小一時間
ターミナル内外にてブラブラしながら船の入港を待ちます



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そうこうしてるうちに船が桟橋へと近づいて来るにつれ
空っぽだったターミナルにはいつのまにか人だかりが出来上がります
老若男女どう見ても観光客には見えない大勢の人たち
沢山の車両も一緒に船中へと吸い込まれて行くのを横目に
想像を遥かに超えるスケールのメガ・スター号へ乗船開始です



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船内へ一歩足を踏み入れてビックリ仰天
そこは広々としたレストラン街となっているではありませんか
帰りの夕食の心配は一瞬にして消え去ると同時に
何を食べるべきかの選択へと早々に思考切り替えです



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だんだん楽しくなってきた勢いで階上へと移動して二度ビックリ
眼前には空港免税店が引っ越してきたかと錯覚してしまうほど
フロア所狭しと品々が陳列されさっそく買い物体制に入る人も出現
ここでようやく座席のことには一言も触れられていない謎が解けました

所要時間約二時間の間乗客は飲食やショッピングに興じて過ごすか
もしくはテーブル付きの着席エリアで談笑やひと眠りするかなのです



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洋上の免税百貨店
勘のいい方はもうお分かりではないかと思います
物価、特にアルコール類が高いフィンランドの人々は車で乗船し
ビールをケースで豪快に買い付ける場面に頻繁に出会いました



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エストニアの人々はおそらく化粧品や服飾雑貨などを買い求めていたのでしょう
実際駐車エリアを見たわけではないので想像の域を超えませんが
ユーロ各国のナンバープレートを見つけることができたはずです



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季節はまだダウンジャケットを必要としていた北欧
スキー用のサーモアンダーととっくりセーターに厚手のウィンドブレイカー
そしてニット帽にネックワーマーと指だしグローブでほぼガード完了
せっかくの日差しを楽しもうとサンデッキへと上がり北欧の潮風にもあたります



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タリンの町ってどんなだろうか

アクセスの良さを考慮するとヘルシンキ観光の不足分を補うのは
ここエストニアしか頭に浮かびませんでした

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北緯60.1698 [旅の抽斗]



♪森トンカツ、泉ニンニク、かコンニャク、まれテンプラ...


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ローマ・フィウミチーノからヘルシンキ・ヴァンター空港までおよそ3時間半
大陸を縦断するように北へ北へと飛んでやってきた森と泉の北欧の玄関
あのブルコメの名曲が頭に甦り流れる中やってきましたローカル空港

往路ですでに乗継エリアだけは経験済みだったこともあり
改めて降りてみると拡張中ではあるもののコンパクトでとっつき易い空港です



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空港から市内へは電車、バス、タクシーの他とは変わらぬアクセス方法で
荷物の関係もあって初回はタクシーを選択です
ベンツの小型ディーゼル車が幅を利かせており配車係の対応もOKで
行き先を告げていざホテルへ

走り出すと同時に習性でメーターとその操作に目が行きそしてビックリ仰天
なんと初乗り運賃が€9と日本より高い国は今回が初めてです
いきなりそこを突かれたドライバーさんは流暢な英語で
今日は日曜日割増しなんです。平日は€5.9スタートですよ、お客さん

乗りかかった船で大人しく車窓見物を決め込むことにしました
前評判通り物価がたいそう高いフィンランドのようです
出発地との気候・雰囲気の違いに加えドライバーさんがかなり暗かったので
夕方に吹くヘルシンキの風は冷たく頬を突き刺し体感温度を下げるのでした



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トーンダウンしたままチェックインカウンターへ向かったところ
一瞬にして眼前のモヤモヤを吹き飛ばす光景が目に飛び込んできます

全国100万のキーラ・カタリーナ・リンダ・コルピーファンの皆様
大変長らくお待たせしました、混ざり化全くなし正真正銘のパツキン
いや失礼しました、金髪お姉さまレセプショニストのご登場であります



大学の寮で一緒だったジョンの彼女を見て以来の生粋の金髪
アメリカ女性が自虐ネタで自分の髪の色を食洗機の廃水色に例えるように
欧米ではまず本物の金髪に出会う機会はなく
これはまさしく長年繰り返されてきた人種の混血の証でもあるわけです

金髪だけなら同じ北欧のノルウェイやスウェーデンにも沢山いることでしょうけど
これに美人さんが加わってくるのはやはりフィンランドならではなのですね

それともう一つ、東側でロシアと国境を接するフィンランドには
実に多くのロシア系住民が住んでいることも関係大だと察するところです



荷解きを早々に済ませ夕食場所の情報を頂こうと
先ほどのお姉さんのところへふたたび参上
代表的なフィンランド料理が近くで食べれるというので
ふたつ返事でOKし早速行動開始です



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サーモンのクリームスープにトナカイのステーキ
お姉さんのイチオシメニューを頭に入れ公園の遊歩道を進むと
敷地内に洒落た雰囲気のレストランが現れてきます
混雑覚悟で店内へ入り幸運にもテーブル確保に成功です

その昔クリスマスに鹿のステーキを食べた帰り道
峠で大きな牡鹿に運転していた新車が体当たりされた経験ありです
ヘルシンキ市内でトナカイに体当たりされる確率はほぼゼロのはず
でもそこはやっぱりトラウマみたいなものがあったので
逆立ちしても絶対にありえない子羊をいただくことにしました



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極地方ともなると陽が沈まない白夜が2か月以上もあるフィンランド
この時期でも夜10時を過ぎてようやく夜がやって来るのです
ヘルシンキ観光は最終日に取っておくとして
翌日は朝から船に乗ってエストニアの首都タリンへ日帰り海外旅行です

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ローマの終日 [旅の抽斗]



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4年ぶりのローマはもちろんなんにも変ってはいません
主な名所旧跡は過去すでに訪ね歩いてるので
ホテルから徒歩圏内を散策してみることにしました
とは言っても外せないだろう改修後のトレヴィの泉とスペイン階段は
空いている朝のうちに拝んでおこうとホテルより直行です



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午前でも深い時間になってくるとこの正面エリアは東洋人軍団に占拠され
あちこち藪から棒に自撮り棒が突き出てくるのでした
コインを投げ入れ再来祈願を終えた後は早々に撤収が大正解です
脇道はなおさら変わることがないので記憶を辿りながらそのままスペイン階段へ
果物屋、肉屋、Bar、ジェラート屋をやり過ごすと広場に到着です



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ここも早い時間ならそんな混雑はしておらず
階段に長時間座り込んで俄かグレゴリー& オルドリーを決め込む
ジェラート片手の各国観光客も疎らとなります
回を重ねるごと階段トップに立った時の息の上がり方が激しくなり
変わらない風景にあざ笑われてるような気になります



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昼間人口はほぼ観光客で占めらているローマの中心街
ミラノに比べればモードが漂う気配はあまり感じられませんが
それでもそこはさすがイタリアの首都
時折り出現するチョイ悪セニョーリ&セニョーラについ目が行ってしまいます



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コンドッティからコルソ通りに折れ少し行くとイタリア最古の教会のひとつ
サン・ロレンツォ・イン・ルチーアが静かに佇んでいます
オープンカフェやブランドショップが軒を並べるこじんまりとした広場を抜け
あるお店の日本人スタッフから教わった家庭料理の店に向かいます



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ちょっと遅めのランチをこの行列ができるお店で食べます
小道を入ったわかりにくい場所にありながら行列が絶えないとは
味と値段と家庭的サービスがやはりモノを言うのでしょうか
ワイン頂戴というとカラフェでドンと置いていく豪快さも魅力のようです



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このお店の売りのひとつがこのオックステールのトマト煮込み
奥にあるパスタもイチオシで本当に麺だけのシンプル仕上げです
隣のロシア人観光客もハラショウとパクついてました

そしてデザートのイチオシはこのオーソドックスでいびつな形のプリン
なぜか端に寄せられてフレンチとの違いは全ての料理にして明白です



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食べ終えてみてこの店の人気の秘密がわかったような気がしました
家庭料理を謳うだけあってやっぱり飾りっ気のない本物の「マンマの味」が
きっとここを訪れるローマっ子の胃袋を掴んで離さないのです
かくいう私たちもほんの少しだけローマの懐に入り込めたようです



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食べ慣れていない時間帯での昼食だったこともあってか
少々お腹にドーンという感じでしたから消化促進の散歩でホテルまで戻ります
メーデー休暇後だったこともあってか土曜日なのに人通りが少なく感じます
この分なら夕食は軽くてイイねとなったものの
イタリア旅行恒例の困ったときのナンチャッテ中華にご登場願いました



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旅の前半戦の終了をこのローマで迎えるにはもってこいの場所が
宿泊したホテルの屋上レストランです
屋外は360度ローマの街を歩いて見渡せるパノラマ付き
朝食後に余韻を吸収しようとコーヒー片手にしばし佇んでみました



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スマホで次の目的地の天気を確認してから空港へ出発です
最低気温0℃のいまだ真冬のヘルシンキ
服の用意はしてきたものの一抹の不安を抱えて未知の国への挑戦です
旅の後半戦、よろしかったらお付き合いくださいまし

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Cave-man & Save-man [旅の抽斗]



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アルベロベッロからナポリへ戻る途中に訪れた洞窟住居の町マテーラ
もちろん世界遺産にも登録されている少々毛色の違う観光スポットです
アルベロベッロ同様イタリアの古い町並みとは一線を画した
異質文化の香り漂う個性的な雰囲気を醸し出しています



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バブルを知らない世代が増殖中の日本において
その片鱗を残すビルは都市部でいまだ存在し続けています
簡単な識別法として内装に石材がふんだんに使用されているかどうか
御影石や大理石のほとんどは当時イタリアから大量に輸入され
ウン万円/平米で販売されており、まさに贅を尽くした内装材の王でした



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サッシと呼ばれる洞窟住居は石灰岩の岩肌をくり抜いて作られ
石の国イタリアここにアリと言わんばかりの存在感があります
夏は涼しく冬は暖かいという住環境だったのでしょう
解説付きで公開されている家畜と暮らす住居は1K+WIK
おまけに天井高はゆうに3m以上はあるなかなかのものです



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ランチタイム休憩を介してナポリへと戻るツアー
レストランにはアメリカ人や台湾人の団体もいて賑やかそのもの
ちょっと気になったのが我がツアーとのメニューの違いでした
予算ありきは勿論の事、国民性をも考慮しての設定は百も承知
旅の醍醐味は観光だけにあらずと
シニアであるが故今後食への投資増を期待したいところです



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食の話ついでに私たちの海外旅行における食事事情を紹介しますと
個人旅行ですから一日3食全て自己アレンジは当たり前
ホテルを朝食付きにしてしまえば2食をほぼ滞在日数分考慮すればOKです
がしかし、食事時間での移動をやむなく行うこともしばしばですから
旅の計画において毎回ここでの工夫に私は時間をかけています



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移動手段を飛行機とした場合は機内食或いはラウンジ食があるので
昼夜を問わず極力食事時間にフライトがハマるようにします
では、電車・汽車での移動の場合はと申しますと
手っ取り早いのは駅でのテイクアウトを車内へ持ち込むことになりますが
飲み物と一緒に二人分ともなると内容の割には結構バカにならない値段です



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往路のローマで購入した週末往復割引により
復路ItaloのPrimoクラスを一人€24で入手していました
じつはこのItalo、主要停車駅に専用ラウンジを設けており
Executiveクラスならフリー、Primoクラスなら一人€9で入場できます
ラウンジ内にはスプマンテや紅白ワインにビールのアルコール類や
各種ソフトドリンクに加えサンドイッチにおつまみやフルーツなどが備えてあり
充分食事としての機能を果たしておりました



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定刻夜9時少し前にローマのテルミニ駅に到着しタクシー乗り場へ
やたらファンキーなお兄さんドライバーの可愛らしい車両に乗車です

日本人でしょ?

さすが都会の人間、見る目はちゃんとあるやんけビンゴ
この日でドライバー歴3日のお兄さんは転職組だそうで
前職退職後のブレイクを利用して日本に75日間も滞在したという親日家
和歌山と大阪が長かったとかで変な関西弁を操る変わり種
なんかあったらここへ電話してやと名刺をくれておおきにまたねでした



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無事おかえりやすとベルキャプテンから預けた荷物を受け取り部屋へ上がると
ローマの街はすっかり陽が落ちドッと疲れもでて早めの就寝
しっかり分厚い壁に囲まれた静かな部屋で深い眠りに落ちていくのでした

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友、ちょっとだけ遠方より来たる [ちょっとブレイク]



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誕生日クリスマスには必ず家族全員のサイン入りカードを
送ってくれる友人一家が香港からやってきました
ツアーに参加しての来日で最終日が東京滞在ということもあり
久し振りで夕食をともにすることに決定



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記憶が正しければ彼と家族との付き合いは25年以上で
返還前まで一緒に仕事をしていたこともあって
以来3,000㎞弱である双方の間を細く長く保ってきました
過去に一度だけ一人息子君がまだ幼少の頃浦安で逢って以来
日本でのたった二度目の再会となります



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その一人息子君も数年前に結婚して今回は奥さんも同伴
過去の記事で3回お色直ししてた新郎の母と紹介した
紛れもないあの最強のお母ちゃんももちろ一緒です
今度の旅でどれくらいお召し換えしたのか、それはやっぱり聞けません



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中国返還前誰よりもビビッてた彼はいち早く英国籍を取得し
すっかり安心したのかその後はロンドン郊外に不動産を取得
返還後には一家で完全移住という計画でした
今でこそキナ臭い感じのする香港ですが返還された当時は
何が変わったのかと言うほど目立った変化は見られず
保険のかかった香港人たちはそのまま留まることを選択したのでした



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使わないことが貯蓄への超早道だと手本を示してくれる友人
衣食はいたって質素そのもので酒やタバコ、勿論ギャンブルも一切やりません
奥さんも彼のクローンのような存在だったので
あの結婚式での花婿の母の行動は正直妻と二人驚くばかりでした



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ポークチョップが大好物だった友人とよくシンガポールレストランで
二人ランチを食べていました
八つ年上の彼の上司だった私の奢りです
なぜシンガポールと呼ばれていたのかはわかりません



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結局今でも香港で暮らす友人はきっとここに骨を埋めるのでしょう
随分前ですがロンドンの不動産売却でかなり儲けたと大喜びしてましたし
現在住むマンションも購入当時からかなり値上がりしてるそうです
抜かりない不動産投資術、このあたりはさすが香港人だと感服するのです



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一人息子が就職・結婚してからというもの
香港での会食で一切私に財布を触らせないばかりか
ワインやお菓子の土産まで持たせてくれるお・も・て・な・し
きっと今回の来日にも私の大好きなワインを...
そのまま手荷物で持ち込もうとしていなければイイなと、ちょっと嫌な予感も


さーて、久し振りにご馳走してあげねば


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